クンニリング・・・、略してクンニ。
男性が女性に対して行える前戯の中の花形ともいえるセックステクニックです。
今回はこのクンニリングスについて、徹底的に解説していきたいと思います。
この記事の見出し
クンニはすべての男性に与えられた平等なセックステクニック
クンニをすることはセックスにおいて欠かせないもの…ではありませんが、できることであればクンニはしてあげたいところです。
では、なぜクンニをするのか、男性にとってのクンニをするメリットといえば、それはたとえあなたのペニスが短小、包茎、早漏であったとしても、そういったコンプレックスに関係なく行える効果的なセックステクニックだからです。
舌にはそこまで個体差もなく、仮に「口臭」であったとしても、口ではなく女性器に口を近づけるわけですから、さほど関係ありません(笑)
短小、包茎、早漏という3つのコンプレックス故に、いざ挿入してからのセックスに自身が無くても、クンニをしっかりとマスターすることで女性をイカせて満足させるレベルのテクニックを身に着けられるようになりますし、何よりもクンニで一度オーガズムを感じさせ、女性を「イキやすい状態」にさせてから挿入することで、短小包茎早漏であったとしてもペニスで女性が中イキさせることも容易になるのです。
それは指マンでも同じことが言えますが、男として手コキで射精されるよりもフェラチオで射精するほうが精神的に満足するのと同じように、女性も指よりも舌でイカされる方が精神的な部分で気持ちよかったり。
なにより、ある程度クンニをマスターすることで、指以上にクリトリスへ与える快感が強くさせることができますし、その気になれば指よりも繊細でテクニカルな動きをさせることができますので、女性にはクンニならではの独特な気持ちよさを感じさせることが可能となります。
クンニをする前に外女性器を知ろう
クンニをする前に、ある程度の外女性器の構造は知っておきたいところです。
また、クンニといえば「クリトリスを舌で責める」という認識でおられる男性も少なくはないかもしれませんが、あくまでクリトリスはメインの部分ということであり、クンニするべき場所はクリトリスだけではありません。
恥丘
ここをクンニして肉体的に感じる女性はごく少数派です。
しかし、クンニに対して抵抗のある女性にはまずここをクンニすることで、クリトリスや膣口などへのクンニに対する安心感や期待感をふくらませることができます。
陰核包皮
図解ではクリトリスの包皮が剥けた状態のものになりますが、クリトリスが小さい女性やまだクリトリスが勃起していない状態であれば男性の亀頭と同じようにクリトリスも皮を被っています。
皮を被った状態でクンニすることで皮オナニーのような気持ちよさや、ソフトな気持ちよさを与えることができます。
クンニするころにもなれば、比較的多くの女性がそれまでの興奮によってクリトリスが勃起してすでに露出状態にあることが多いですが、それでもまだ皮を被っているときは無理に剥いたりせずに包皮ごしにクリトリスをクンニするのもいいでしょう。
クリトリス
上記の陰核包皮を剥いたらでてくるのが、お待ちかねのクリトリス。
女性の外性感帯の中では最も敏感な箇所になり、その敏感性は男性の亀頭の約20倍とも言われています。
20倍敏感=20倍気持ちいいという意味ではなく、20倍敏感だからこそ最初は優しく扱わないと痛がらせてしまいますし、ちゃんと最初は優しく扱うからこそ20倍気持ちよくなれるということです。
クリトリスはクンニで責めるメインの部分ですが、ここをいかにどう責めるかが鍵となります。
大陰唇
イラストではわかりにくいかもしれませんが、膣周辺の色味がかったところが大陰唇です。
パイパン女優の無修正AVなどを見るとわかりやすいのですが、膣周辺のぷっくりと舌部分です。
ここを舌で舐めても、そこまで肉体的に気持ちいいものではないのですが、これからのクリトリスや膣口などへのクンニを期待させたりするための、焦らし的な意味で舐める感じになります。
小陰唇
女性器を見たときのあのビラビラの部分で、人によっては色ずんでいたりそうでなかったりです。
大陰茎は皮膚の部類に入りますが、クリトリスや膣内部のように内臓部分に近い箇所です。
あまり世間一般では知られてはいませんが、この小陰茎もクリトリスや膣内部と同様に非常に敏感な箇所となり、快感を与えやすいスポットでもありますので、クンニをする際はクリトリスだけではなくこの小陰茎も意識するようにしましょう。
大陰唇と小陰唇の間
正確な名称は存在しませんが、大陰唇と小陰唇の間の部分も非常に敏感な場所となります。
ここを舌先でなぞるようにクンニをしていきましょう。
尿道口
尿道、つまりおしっこが出る穴です。
ここはクンニをする際には必ず責めなきゃいけないという場所ではありませんが、普段刺激を受けない場所ほど強い快感を受ける場所で、この尿道口への刺激になれていない女性や未体験の女性も多く、新鮮な刺激を与えることができるかもしれません。
とはいえ、やはりこの箇所は開発の必要性が無いことも無いので、初めてセックスをする相手よりも、更に上を目指すセフレや彼女に対して行うのが良いかと。
膣前庭
あまりメジャーな快感スポットではありませんが、尿道と膣口の間にある箇所で、カリナとも呼ばれる箇所です。
面積も小さく非常にデリケートなゾーンなのですが、ここを開発するとクリトリスレベルの敏感な性感帯へと変貌する可能性もあり。
舌先でチョロチョロとソフトに責めると、くすぐったいようななんとも言えない快感が押し寄せてくるのです。
膣口
膣内には、ペニスや指だけではなく、舌も挿れることができます。
もちろん舌の長さだけでは、膣内の浅い部分しか刺激を与えることはできませんが、ペニスや指の感触とは違った舌のザラザラした感触を膣内で感じるのも新鮮味のある刺激となります。
膣括約筋まで開発済の女性にはかなり刺激的な膣クンニですが、やはりそれほど強い快楽を与えれるわけではないのですので、「可愛い女子の膣内にまで舌を滑り込ませたい」という欲でやります(笑)
会陰
膣と肛門の間の部分で、ここも開発すれば立派な性感帯にすることができます。
初めて相手する女性にはあまりクンニすることはないですが、彼女やセフレとさらなる高みを目指すのであれば開発したい部分ですね。
クンニの基本
クンニは、男性の口で女性器を刺激するテクニックになりますが、「クチ」といっても使える場所は様々です。
- 舌先
- 舌の上面
- 舌の下側
- 舌の側面
- 唇
- 歯
- 息
など、いろいろあります。
舌先はザラザラでピンポイントで鋭利な刺激を与えるのに使いますし、舌のウワ面ではよりソフトで平べったい刺激。
舌の側面や裏はツルンとした感触なので、ひとことで「舌」といってもどの部分を使うかによって、女性にとっては全く違う刺激となるのです。
もちろん使うのは舌だけではなく、唇も吸ったり摘んだりというふうに使いますし、息を吹きかけるというのも、ひとつのクンニテクニックです。
歯もあるのですが、これは流石に硬すぎて痛みを与える可能性のほうが大きいので使用はあまりおすすめしませんし、僕自身もほぼ使いません。
クンニで口のどの部分を使うかを覚えたら、それをどう動かすかです。
- 上から下に舐める
- 下から上に舐める
- 左右に舐める
- 押しつぶす
- 円を描く
など、舐めるという動作一つとっても様々な舐め方があります。
他にも、唇で吸うということや、唇でハムハムしてみたり、舐め方のパワーやスピードを調整したりとで女性の感じ方は別のものになります。
「女性器のどこを」×「男性の口のどの部分で」×「どういう舐め方を」×「どれくらいの強さとスピードで」×「どんな順序で」
という感じで、クンニと一言で言っても、そのバリエーションは無限大となるくらい、クンニは奥深い前戯なのです。
それぞれの女性で舐め方や感じるポイント、好きな強さというものが異なってきますから、女性毎にどういうのが好きなのかをしっかりと女性とコミュニケーションを取ったり、女性の反応を観察したりなどして見つけてあげるようにできればベストです。
クンニにおける注意点
藍液や唾液をたっぷりと
クンニをする際には、唾液や愛液の量には注意を払ってください。
舌は基本的にザラザラとした突起物が集まっている機関であり、それが乾いている状態でクリトリスなどの敏感な部分を舐めようものなら痛がらせてしまいます。
なので、女性の膣から出る愛液や、自分の唾液などを潤滑油として使って、ソフトな刺激を与えるようにしましょう。
クンニをしていると自分のテンションが上ったり、女性の感じ方が大きくなってくるとつい夢中になってしまい、いつの間にか乾き気味になることもあるので、愛液や唾液の量についても意識はしておきたいところです。
クリトリスだけに集中せずに全体を
クンニ=クリトリスを舐めるという図式が多くの男性にあると思いますが、最初からクリトリスだけを集中的に責めるというのももったいないです。
最終的にはクリトリスを集中して舐めることになりますが、まずしばらくは小陰茎や尿道、膣口などを全体的にクンニをするようにしましょう。
男性で立てればわかりますが、フェラチオされるときに亀頭だけを集中して責められるよりも、竿そのものや玉袋などを一通り舐めてもらうほうがなんかいいでしょう?
それに、いきなりクリトリスではなくじっくりと周りから責めていくほうが、クリトリスへの期待や興奮が高まってより一層気持ちよくさせれますからね。
クンニでイカせるためのワンポイントアドバイス
色々な動きを試そう
先程も書きましたが、クンニと一言で言っても責める箇所も責め方も責めるスピードやパワーも、その女性それぞれで好みは変わります。
それに、単調な動きばかりでは女性はもちろん自分自身もその動きに飽きてしまうからもしれませんからね。
また、舌の動きだけではなく、クリトリスを唇で吸ったり、唇ではむはむと摘んだりもしてみましょう。
クンニでも焦らし
焦らしは、セックスにおいて女性の期待感を煽ったり、より神経を敏感にさせるための有効なセックステクニックですが、クンニするときにも応用できます。
クンニで焦らす場合は、ひたすらクリトリスを避けるようにその中心を舐め回したり、クリトリスに触れそうで触れない距離で、エアクンニをしたりです。
それでもクリトリスは非常に敏感なので、エアクンニするときの空気の揺れや、舌の温度を感じ取ることができますので、頭の中でいざクリトリスを舐められたときの想像を女性はしながら、より一層舐めてほしくて舐めてほしくて仕方なくなるでしょう。
膣内や乳首も一緒に同時責め
クンニをするとき、せっかくなら遊んでいる手で乳首などのおっぱいを愛撫したり、膣内に指を挿れてGスポットなどを刺激して、3点同時責めなどもやってみると良いでしょう。
とくにクリトリスとGスポットは同じ期間ですので、クリトリスの外側と内側から一緒に責めることができるというわけです。
クリトリスと膣内、どちらかについ集中してしまってどちらかが疎かになることもよくありますので、バランス良く意識を割り振って行うようにしましょう。
彼女がイキそうになってもスピードをキープしよう
ついついやっちゃいがちになるのですが、クンニしていて女性の方が「イキそう」と言うと、ついついクンニのパワーとスピードを強めてしまう。
イキそうというのは、その舐め方とスピードなどがいい感じに女性好みに合わさっている状態ですので、スピードなどを変えられるとそれは好きでもない舐め方に変わってしまったり、イクまでの集中力を切らしてしまったりすることが多いです。
何より、舌でラストスパートをかけてしまうと、女性がイク前に自分の舌が悲鳴を上げてしまったり(汗)
それに、クンニのスピードを早めて一気にイッたときよりも、淡々とスピードをキープした状態でイカせたほうが、女性はジワジワとゆっくり昇る快感に襲われ、そしてイッた時も長く深いオーガズムに導くことができるのです。
具体的なクンニのやり方と手順
ではいよいよ、クンニで女性を気持ちよくさせる手順を解説していきたいと思います。
クンニは男性が女性にしてあげられる前戯の花形のようなものでもありますので、ここまで全身愛撫や指マンなどでしっかり女性を気持ちよくさせ、心と体の興奮をしっかり上げておくようにしましょう。
また、クンニにも色々な体位がありますが、今回は女性を仰向けにさせ股を開き、そこに男性が顔をうずめるという、オーソドックスな正常位クンニでの解説になります。
ではまず、大陰唇を下から上にあるクリトリスに向かって丁寧になめることから始めましょう。
このとき、重要なのが左右の大陰唇を交互に舐めると効果的で、唇で軽く挟んだり、舌全体で舐め上げたり、唇で軽く挟んだ大陰唇を吸い込んで下さい。
次に小陰唇を舐め、特に大陰唇と小陰唇の間の溝はかなり感じやすい性感帯です。
舌先を小陰唇と大陰唇の間に入れて下から上に何度も往復しましょう。
顔を横向きにして、舌の平らな部分で舐めると更に効果的です。
大陰唇と小陰唇への準備段階の愛撫が終わったら、今度は本格的に愛撫してあげましょう。
舌で女性器のすべてを舐め尽すように、大陰唇を舌で広げて大きく舐め回します。
大陰唇と小陰唇の間の溝は舌を細めて下から上に舐め上げ、先程と同じ舐め方でより丁寧に同じ舐め方で何度も何度も繰り返し愛撫しましょう。
次に2枚の小陰唇の1枚1枚を丁寧に愛撫していき、表と裏を丁寧に舐め、ヴァギナから溢れ出る愛液を啜りながら舐めてください。
大陰唇と小陰唇の間の溝を、舌を尖らせて大陰唇と小陰唇の間の溝を下から上に何度も往復しましょう。
女性器全体が唾液と愛液でグショグショになるまで舐めてください。
次はいよいよクリトリスを舐めていきたいところで、クリトリスの舐め方はまず、クリトリスを隠している包皮の上から優しく舌で愛撫してください。
包皮を剥いたことがない女の子には、クリトリスの包皮の上から愛撫する事から慣れさせ、相手の反応がよくなってきたら包皮を剥いて愛撫してあげてください。
痛くなってしまうというイヤなイメージがあると弄られたり、舐めてもらったりが好きじゃなくなってしまいますからね。
指で触るのと同じ要領で側面を舐めたり円を描くように舐めたりしましょう。
ただ、クリトリスだけを舐めていると女性は飽きてきてしまうので時より大陰唇、小陰唇、足の付け根の太もも内側部分も舐めてください。
クリトリスを舐める時は、舌先をかすかに当てて、チロチロと触れるか触れないかくらいの微妙な愛撫を組み合わせると焦らしの効果が高まり、更に女性の感度が上向きます。
ここまでくるとクリトリスはかなり敏感になってきていますので、クリトリスを唇で吸ったり摘んだり、ゆっくりと膣内にも指を挿れて同時責めを行ったりしながら、女性が一番気持ちよさそうなクンニ方法を見つけたら、それを崩さないようにスピードやパワーをキープしたままイクまで続けてあげましょう。
クンニが上手くなるための心構え
ここまでクンニテクニックを書いてきましたが、あくまで僕個人の経験則になりますがひとつ。
クンニをするときに相手の女性をイカせようイカせようと思うよりも、「あーこの女のまん汁を啜り尽くしてぇ!」「こんないい女のアソコを貪り尽くせるなんて最高かよ!」とか思いながら、ただ純粋にスケベな気持ちでクンニをしていたほうがイキやすいし、自分自身も楽しいというのがあります(笑)
女性をイカせようイカせようと思うほどその女性はイカなかったりすることもよくあることなので、女のアソコをしゃぶれるという喜びを先に立たせたほうがいい結果になったりです。
今回はあくまで、文章での解説でしたので、もっとわかりやすく実践的な動画でほんとうの意味で究極的なクンニテクニックを身に着けたいのであれば、AV男優しみけんのセックステクニック教材に出てくる「しみクンニ」をマスターされることをおすすめします。
これは本当におすすめ。
それに、セックスにおいて男性であれば、何か一つでも自分自身が自信を持って行える必殺技のようなものがあれば、しっかりと相手の女性を合格点レベルまで気持ちよくさせることは容易にもなりますし、なにより自分自身にも自信が付きます。
あなただけの『必殺技』を手に入れてみてください。