クンニと言ったらフェラチオの逆バージョンで、男性が口で女性器を愛撫して女性を気持ちよくさせるもので、なんだかんだで男性がセックスのときはフェラチオしてほしいと思っているように、女性の方もクンニはしてほしいと望んでいる女性は多数派です。
で、そんなクンニといっても非常に奥が深く、舌の使い方もあれば女性器のどこを舐めるかもありますし、その体勢や体位も様々です。
とくにクンニ体位(体勢)も細かいことを挙げていくキリがない位にたくさんの種類が存在しますが、今回は代表的な体位のみを3DCGG図解を交えて紹介したいと思います。
正常位クンニ
女性が正常位の形になるように仰向けに寝そべり、そこに男性が四つん這い、もしくはうつ伏せの状態になって女性の太ももを両手で支えながらその股間に顔を埋めて女性器を舐め回すクンニの体位が正常位クンニです。
この体位がクンニの中では最もオーソドックスで初めてのクンニやいつものクンニはまずこの正常位クンニどころか、この正常位クンニしかやったことがないという方も少なくはないでしょう。
男性側の体勢自体は四つん這いになるかうつ伏せになることが基本ですが、基本的にはうつ伏せのほうが体に掛かる負担も少なく、女性器を舐めることに集中しやすいです。
クンニの王道体位ですので、これといってクンニでやりづらい部分が出てくるということもなく、しっかりとクリトリスを舐めることができれば膣内にも舌を入れることが難しくはないし、クリトリスを舐めながら膣内を指で愛撫すると言った同時責めも簡単に行なえるので、しっかりとクンニで気持ちよくさせたり、「しみクンニ」などの必殺技を用いてクンニでイカせたいと考えるのであればこの体位が一番ですね。
何よりも、女性の股をガバっと開いてクンニすることになるので、女性をしっかりと目で見ることができてエロいですし、何よりもクリトリスが何処にあるかなどを目で確認することができるので「クリトリスの場所がわからなくなった」ということはないでしょう。
正常位クンニの発展形として、女性の太ももを腰が浮くくらいまで持ち上げることでまんぐり返しクンニに発展させることができます。
後背位クンニ
おしりを突き出し四つん這いになった女性の女性器を、男性が後ろからクンニするのを後背位クンニといいます。
挿入時の体位としてバックは非常にメジャーなものではありますが、後背位のクンニというものはあまり馴染みがないでしょう。
それはそうで、この後背位クンニ自体があまりやりやすい物ではなく、メリットもあまりないクンニの体位でもあるからです。
まずクンニといえば舐める部分の大半がどこかというと女性のクリトリスになるわけですが、この後背位クンニではそのクリトリスになかなか舌が届きづらいということもあり、舐めれはできるけど上手に気持ちよくするために舐めるという観点においては非常に向いていない体位ですね。
どうしてもクリトリスをこの体位でクンニしたい場合は、下記の図のように四つん這いになった女性の股間に仰向けになる形で潜り込むようにするしかありません。
といっても、この後背位クンニにもちゃんとメリットはあります。
まずはやはり女性は男性に向けて割れ目も肛門も向けてそこを見られるわけですから、かなり羞恥心を煽ることができるクンニの体位でもあります。
また、おしりを突き出してアナルも丸見えなので、アナルをクンニしやすいというメリットもありますが、流石にいきなりアナルまで舐められるのは本当に恥ずかしいという女性もいますので、それはもっと仲を深めてからにしておきましょう。
座りクンニ
これはラブホテルなどにあるソファや長椅子に女性を座らせてその足を広げ、男性は床にひざまずいて正座になるなどしてから女性の股間に顔を埋めてするクンニの体位体位となります。
座るものであればなんでもいいのですが、ベッドサイドに座ると結局女性はそのまま仰向けになって寝転んでしまいますし、長椅子であるとM字開脚にし辛いということがあり、座りをするなら結局ソファが一番です。
この座りクンニでの体位はかなり多くのメリットがあります。
まずは正常位と同様、M時開脚が基本になるため、女性器全体を目視しやすいので初心者にもやりやすいクンニの体位の一つと言えるでしょう。
そして何よりこの座りクンニはまさに男性が女性に奉仕をしているようなスタイルになり、男性が自分の性器を一生懸命に舐めてくれる姿も女性からは目で見れるので、女性にとっては精神的に幸福感を覚えやすい体位でもあります。
また、女性にとっても座りクンニは背もたれがあり柔らかいソファに座れば体勢的にも非常に楽な体位でもありますし、男性にとってもうつ伏せや四つん這いになる正常位クンニよりも楽な姿勢でいられるという意見も少なくはないので、長時間のクンニすることにも長けています。
ちょっとしたデメリットとしては、座りクンニをするタイミングがなかなか見つけられないことも多いというところです。
ホテルに入ってまだシャワーを浴びていない状態で座りクンニをしようとしても、さすがに女性の負から恥ずかしすぎてイヤという声もあれば、男性の方もまだ洗っていない女性のアソコを舐めるのはちょっととい意見もあるでしょう。
かといってベッドの上でいい感じに前戯が盛り上がってきたところで座りクンニをしようにも、それをするためにわざわざソファのところに移動するのも流れが途切れるといった気もしなくもありませんね。
騎乗位クンニ
仰向けに寝そべった男性の顔にまたがるようにしてアソコを押し付けるクンニのプレイです。
なんだかんだでこれ、好きな男性も少なくはないのではないでしょうか?(笑)
ぱっと見は女性が無理やり男性の顔にアソコを押し付けて無理やり舐めさせているという構図がちょっぴりSM感が強いですが、そこまでMっ気の強い男性でなくても寝そべっているだけで楽だし、女性の体重が心地よく顔にかかるというのも新鮮であり、なおかつ下から見上げる至近距離の女性のアソコが視覚的にもたまらなくエロいから好きという意見もけっこうあります。
もちろん、Sっ気の強い女性もなんだかんだでこの騎乗位クンニは嫌いではないでしょう。
膝をつけばまだ可愛げがありますが、女性が膝を上げて座ることでより女王様感がつよい構図が出来上がります。
この騎乗位クンニはクリトリスを狙って舐めるのはちょっぴり難しいですが、まるで舌の付け根まで膣内に入りこむ勢いで腟内を舐めやすいというメリットもあります。
男性にとってはなんだかんだで楽な姿勢での騎乗位クンニではあるのですが、女性のほうはというと男性の顔を本当に押しつぶしてしまわない程度に気を使いながらしゃがみこまなければなりませんし、かなり足腰に負担がかかる体勢ですのであまり長時間のクンニには向いてはいません。
Mっ気の少ない男性にもなんだかんだで好きな人は多いですし、女性の性癖もSっ気があればかなりマッチしたクンニ体位でもありますね。
立ちクンニ
立ちくんには女性がたった状態で足を広げ、その足元に男性がひざまずくような形で女性のアソコを舐めあげるクンニの体位となります。
この立ちクンニが好きな人も結構多く、無理やりアソコを舐められている被虐感を感じる女性もいれば、騎乗位クンニとどうように男性に奉仕させている感もあるという二面性をもったクンニのスタイルになります。
メリットとしてはこのクンニ体位は場所を選ばずどこでも可能というのがあり、立位が基本になる野外セックスでもクンニして女性のアソコを舐めることが可能になります。
もちろん、女性を感じさせればそのまま直立状態をキープするのは難しくなるので、女性が立ったまま体を支えやすいように壁際や手のつけるテーブルなどがある場所で行うのが好ましいでしょう。
そして実は女性が立っている状態であると、クリトリスに血液が流れやすい状態となっておりクリトリスの感度がそれだけで良くなっているため、十分に感じやすい状態でもあるので難しいクンニテクニックを使わなくても十分に女性を気持ちよくさせることも可能なのです。
デメリットとしては立位系によくある身長差がマッチしないと男性の体勢がきついということで、ちょうどいいところに女性のアソコがこなくて、無理に首を曲げるような体勢になって苦しいという場合もあります。
シックスナイン
もはやこれはクンニの体位という感じではなく、シックスナインという前戯の種類になってしまいますが、これもひとつのクンニでもあるわけですので紹介しておきます。
ご存知のとおりシックスナインは男性と女性がお互いの性器を舐め合うというなんとも人間らしいプレイの一つで、大概は男性が下で女性が上になることが多いですが、その逆の女性が下になる体位もあります。
やはりこれはお互いの性器を舐め合いながらするわけですので、気持ちよくさせると同時に気持ちよくもしてくれるというメリットが一番ですね。
しかしメリットであると同時に、フェラチオにしてもクンニにしても気持ちよさ的な意味ではどちらも中途半端になる事が多く、純粋にこの体勢では舐めづらいというものもありますし、クンニに集中して女性を気持ちよくすればするほど女性のフェラチオしている口は止まってしまいますし、フェラチオの気持ちよさに気持ちを委ねようとすればクンニする舌の動きが止まってしまったり適当になってしまったり。
本当に気持ちよさを追求するのであればフェラしてもらうときはフェラしてもらうことに徹し、クンニするときはしっかりクンニするほうがいいでしょう。
しかしやはりシックスナインはお互いの生殖器にむしゃぶりつくという精神的なエロティックさと奉仕の応酬といった愛情表現のプレイでもありますので、イかせるためにするのではなく、シックスナインそのものを楽しむという気持ちで挑むのが良いでしょう。
クンニの体位には色々な種類がある!のまとめ
いかがでしたでしょうか?
クンニと一言で言っても、正常位クンニ以外にも様々なクンニの種類があるのです。
- 正常位クンニ
- 後背位クンニ
- 騎乗位クンニ
- 座りクンニ
- 側位クンニ
- 立ちクンニ
- シックスナイン
もちろん今回紹介したクンニ体位以外にももっとアクロバティックな体位などあるのですが今回は紹介を控えさせていただきました。
実用的なのは正常位クンニや座りクンニ、どこでも行える利便性があるのは立ちクンニ、好きな人は好きという騎乗位クンニ、そしてあまり使いどころのない後背位クンニや側位クンニなど。
基本的には正常位クンニをしっかりマスターするだけでも十分なのですが、あたまの片隅にクンニにも色々な体勢や体位があることを覚えておくとセックスの幅も非常に広がりますし、マンネリ防止にもなります。
これらのクンニ体位を使い分けることで新鮮で楽しいセックスライフを送ることが可能になることであろう。
今回はあくまで代表的なクンニ体位の種類を紹介させていただきましたが、細かいところまで更に細分化すると本当に多くの種類がありますので、また別途当ブログでそれらの特殊なクンニの体勢を3DCGG図解を交えて紹介させていただければと思います。