男性の下半身の悩みというものは、生まれ持った悩みもあれば年齢や人生を重ねていくことで増えていく悩みというものもあります。
早漏、包茎、勃起不全、射精障害・・・いろいろとありますよね。
しかしそれらは、生まれ持った体質や重ねてしまった年齢のせいだけではなく、男性の下半身事情によろしくない方法でオナニーを繰り返してしまっていたということも大きく関わってきます。
とくに男性は、ほぼ100%の人が実際のセックスよりもオナニーの回数のほうが多いであろうし、何より誰もオナニーのことを教えてはくれません。
今回はそんな、男性の下半身事情に悪影響なオナニーの方法を紹介していこうと思います。
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皮オナニー
日本人男性のなかでは最も一般的な皮オナニー。
ペニスを握ってシコシコし、竿そのものに圧力を掛けるのと同時に、包皮越しに亀頭に刺激を与えるオナニーです。
これは本当に一般的ですし、あえてオナニーのやり方を勉強せずとも、自然と覚えてしまうオナニーの方法がこの皮オナニーでしょう。
しかし、なんだかんだでこのオナニーのやり方は、手軽で快感指数も高いのですが、男性の下半身事情を考えるとあまり推薦されたものではありません。
というのは、まず思春期の成長期から皮オナニーを続けていると、いつの間にか皮が伸び切ってしまい、多くの男性が仮性包茎となってしまいます。
仮性包茎であっても、勃起時にちゃんと亀頭が露出するので実際のセックスでは問題ありませんが、自分で気にしてしまったりニオイ問題が発生したり、早漏気味になったりしてしまうので仮性包茎よりはそうじゃないほうがいいですよね。
仮性包茎でなぜ早漏気味になるかというと、亀頭が常に露出されているわけではなく、外部からの刺激への体制が薄いために、小さな刺激でイッてしまう故に早漏気味となるのです。
また、その逆に皮オナニーのし過ぎは遅漏問題をも引き起こします。
皮オナニーはペニスを握る握力を自分好みで調整できるゆえ、自分が一番気持ちいいと思う握力で握ってしまいがちです。
しかし、それは女性の膣内の握力に比べて強いものになる傾向が多く、実際の生の女性の膣内の圧力では気持ちよさが薄いように感じ、遅漏を始め、中折れや射精障害にまで陥ってしまいます。
AVをオカズにしたオナニー
みなさんはオナニーをするときは、何をオカズにオナニーをするでしょうか?
やはりPCだろうがスマホだろうがネットに繋げば、わざわざツタヤに行かなくても無数にAVが転がっている時代です。
しかし、このAVをオカズにしたオナニーも癖になってしまうと、男性の下半身事情に大きな悪影響を及ぼします。
それはやはり、AVというものはあくまで男性の理想の性癖にそって作られていますので、画面の中には理想の世界が広がっています。
様々な男性の性癖に対応するためそのジャンルは多岐に渡っており、その内容の過激さもAVならではです。
しかし、現実といえば好みの顔で好みの体型、好みの性格の女性と好みのプレイをするということは殆どありませんし、AVの過激な世界と現実とのギャップに衰えてしまうことがあるでしょう。
さらにはAVは一人で見るものですが、現実のセックスは人と人との交わり合いとなりますので、そこには気遣いなど人によっては面倒と感じることも出てくるでしょう。
するといざ現実のセックスをする際には、中折れや勃起不全を引き起こしてしまう可能性が多くなるのです。
何より、AVはあくまで男性に観てもらうための作品としてそれ用のセックスをしているに過ぎません。
現実に女性を満足させ幸せにするためのセックスとなると全く別物になりますので、若いときからAVに慣れ親しんでしまった現代では、AVで間違ったセックスの知識を得て、AVをトレースしたかのようなセックスをするがために、セックスで満足できない女性が多くなりました。
もちろん、オナニーをするときはAVを観てはいけないというわけではなく、数回に一回は自分の妄想だけを頼った自然なオナニーをするようにしましょうという感じです。
床オナニー
床オナニー・・・これはあまりメジャーなオナニーの方法ではありませんが、思春期の頃から床オナニーが習慣づいてしまったがゆえに、本番のセックスで中折れしてしまったり射精ができなかったりする男性が増えているそうです。
うつ伏せになって、ペニスに体重をかけて体を前後に揺すって布団や床にこすりつけて快感を得るオナニー。
これは、体重の殆どをペニスにかけるわけですので、その圧迫感はかなりのものがあり、またハンズフリーでペニスに刺激を与えるので、実際のセックスにも近く、大人になってから床オナニーにハマるという男性も増えています。
しかしこの床オナニーは、今後良い性生活を行っていく上で様々な危険性があります。
むしろ、男の下半身事情と性生活にとっては一番よろしくないオナニーかと思います。
まず、思春期の頃から床オナニーをし始めてしまったあ場合は、ペニスが変に曲がってしまう危険性があります。
何かしら男性器はどちらか片方には曲がっているものですが、ペニスが急成長し始める思春期に床オナニーやってしまうと、強い圧力がかかりペニスが成長に合わせて変な方向へと曲がってしまいます。
すると、大人になったときにそれを女性器に挿入すると膣内の変なところを突いてしまい「痛い」と言われることが多くなり、体の相性が悪いと言われる結果になってしまいます。
また、何よりもペニスが強い圧力に慣れてしまい、実際の女性器にすればその圧迫感の無さではペニスが刺激不足となり、勃起不全・中折れ・射精障害に陥る原因となってしまいます。
もちろん、床と亀頭の間に包皮を挟んでいるのであれば、その皮も伸びてしまうことになり、包茎問題をも引き起こします。
短時間オナニー
なにかと忙しい現代人、オナニーという行為をただの性欲処理として、短時間で済ませてしまいがちです。
短時間オナニーとは、オナニー開始5分くらいで射精してしまうこと。
毎回毎回そんな短時間で勃起から射精を繰り返していては早漏か遅漏のどちらかになってしまいがちです。
早漏になってしまう方は、勃起から短時間での射精を繰り返すがゆえに、短時間で射精するくせがついて早漏気味になってしまうことでしょう。
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そして、射精を我慢するということになれていないがゆえに、いざ我慢しようと思ってもなかなかペニスのコントロールが効かないものです。
逆に、遅漏になってしまいがちな人は短時間で勃起から射精まで行おうとするために、ペニスを強く握ってしまったり、ハイスピードでシコシコしてしまうがゆえにペニスが強い刺激になれてしまい、いざ実際の女性の膣ではイケない遅漏男性となってしまうのです。
半勃起オナニー
やはり忙しい現代人は、時間的に短時間のオナニーだけではなく、半勃起状態で射精をしてしまうオナニーを繰り返してしまう人もいます。
これは特に勃起力が落ちてきた中年男性に多いのですが、フルボッキ状態ではなく、7割位の勃起状態で射精をしてしまうオナニーです。
時間短縮のため、はたまた純粋に勃起力が落ちてしまい半勃起状態で射精を繰り返していると、脳が「これでいいんだ」というふうに解釈してしまい、わざわざ体中の血液をペニスに送り込むということをしなくなり、いつの間にかいざというときにフル勃起できなくなってしまいます。
もしかしたら半勃起状態で射精するのが一番気持ちいいと感じている人もいるかも知れませんが、やはり女性器はフル勃起のペニスを求めています。
射精するときはしっかりとペニスに血流を流し込み、時間がかかってもいいのでフル勃起させての射精をするようにしてください。
TENGAなどのオナホールはどうなの?
ここまで読んできた方ならなんとなくお気づきかと思いますが、やはり勃起不全や射精障害の原因はペニスに強い圧力がかかりそれに慣れてしまうということにあります。
では、オナホールはどうなのでしょうか?
実は、TENGAなどのプラスチックカップに入ったタイプのオナホールでのオナニーはむしろ推薦できます。
というのも、やはりそれは「手でしごく」というのではなく、「穴に挿入する」という女性とのセックスにおける本来のペニスの使われ方がされますし、カップ状のものであれば、自分の意志でペニスへの握力を変えることはできず一定のペニスへの刺激となります。
そして包皮で亀頭を刺激するではなく、スポンジが直接刺激してくれるわけですので、皮が伸びて包茎になってしまいがちになるという問題もありません。
特にTENGAには、早漏矯正のためのシリーズまで用意されていますので、自宅でこっそりオナニーを楽しみつつ早漏トレーニングするにはうってつけのものまで用意されています。
世の中に早漏トレーニンググッズは色々とありますが、その中でもある意味もっとも男性のペニスのことに関して深く考えているメーカーさんが、早漏克服専用のためのオナホールを開発いたしました。
そう、TENGAさんが早漏克服のためだけのオナホールを開発したのです。
適切なトレーンングで2ヶ月以内に挿入時間が2倍になったりもします。
やはり右手でオナニーすることは普通のセックスとは違う刺激でもありますし、好きなタイミングで射精してしまって早漏気味にもなってしまいます。
なので、手は使わず本物の女性の膣内のような穴にペニスを挿入し、自ら腰を振って、より本物のセックスに近づけたようなトレーニング方法がおすすめです。
もちろん、さすがTENGA製品というだけあって純粋に気持ちいいオナホールですので、気も落ち良くなりながら早漏トレーニングも同時に行えるというわけです。
気になる方はまず、「キープトレーニング 全種お試しセット」が良いかと思います。
まとめ(ペニスを鍛える正しいオナニーのやりかた)
以上、男性のペニスにとって悪影響を及ぼす可能性があるオナニーの仕方を紹介しました。
といっても、絶対に上記のオナニーをしてはいけないというわけではありませんし、たまにはAVを観ながらのオナニーもいいですし、皮オナニーも床オナニーもたまにはいいです。
しかし、オナニーの仕方が原因で早漏や遅漏、射精障害や勃起不全に悩んでいる方であれば、なるべく普段のオナニーの仕方を見直してみるのもよいかと思います。
これまで紹介してきたオナニーの方法を改めたものを説明すると、
- 勃起から最低でも30分は時間をかけてオナる
- しっかりとフル勃起させることを意識して
- なるべくAVなどのメディアに頼らず想像で
- 亀頭にローションを塗って行う亀頭オナニー
- もしくはTENGAなどのオナホールを使用してのオナニー
という感じです。
TENGAを使うにしてもおすすめとしては、オナホールを手に持ってシコシコする感じではなく、オナホールそのものはなるべく動かさず、実際に女性器にペニスを挿入していることを想定しながら、自分の腰を動かすようにするとベストです。
男性のオナニーの仕方というものは、セックステクニック同様、学校で教えてもらえるものでもなければ親が教えてくれるというものでもありません。
しかしだからこそ、間違った癖がついてしまうと取り返しの付かないことになりますので、今一度オナニーの仕方というものを改めていただければと思います。
もちろん、ベストなのはオナニーではなく、実際の生の女性とセックスをしどんどん経験を積んで自分に自信をつけたり、包茎であろうが早漏であろうが気にしない自信をつけてほしいところであります。