オナニーをしすぎると実際にセックスをするときに悪影響を及ぼすかどうかを考えてみることにしましょう。
男女ともに色々とオナニーのしすぎによるセックスへの影響はそれぞれ違いますが、今回はあくまで「男性」にとっての問題についてです。
この記事の見出し
オナニーのし過ぎはよくない?の動画版
この記事の動画音声解説バージョンがあります。
記事を読むのが面倒な方や、音声で記事の内容を知りたい方は上記の動画を御覧ください。
オナニーのし過ぎは早漏の原因!?射精をコントロールできなくなる
オナニーのやりすぎによるセックスへの悪影響の一番はといえば、やはり「早漏」気味になってしまうということでしょうか。
どうしてオナニーのしすぎで早漏が原因になってしまうかと言えば、オナニーの場合はひとりでするものなのであなたの好きなタイミングでいつでも射精ができるということが原因にあるのです。
いざ本番のセックスではというと、やはり挿れてすぐに射精する訳にはいきませんし、女性がもうすぐイキそうというときに射精してしまってはちょっぴり女性にとっては興ざめですよね。
しかし、オナニーで好きな時に射精することに慣れすぎてしまうと、射精を我慢するということがなかなかできず、いざという時に長持ちしません。
オナニーのやりすぎは早漏となってしまうと言っても、オナニーのやり方を変えたりすれば問題ありません。
ペニスを握りしめるオナニーでは実際の膣内の感触とは異なりますので、時々にはオナホを使ったりして実際の膣内の感触に近づけ、なおかつ射精しそうになっても寸止めで我慢して、射精を制御するペニスの筋肉などを鍛えることで早漏を回避することができます。
セックスレスの原因?生身の女性とのセックスに面倒臭さを感じてしまう
オナニーのやりすぎは早漏の原因にもなってしまうということを先程は書かせていただきましたが、今回はその逆で、オナニーでの気持ちよさに慣れてしまい、逆に生身の女性とのセックスが楽しめなくなってしまうというという悪影響もあります。
オナニーは良くも悪くも「簡単でラク」なんですよね。
モニタの中に理想の女性を映し出し、ペニスを取り出して自分が一番気持ちのいいオナニーの方法で、そして自分の好きなタイミングで射精するわけです。
生身の女性とのセックスでは、相手がいるわけですから前戯だってしなきゃいけないし、身体だって動かさなきゃいけないわけですし、何よりも気を使わなくてはなりません。
そう考えると、生身の女性とのセックスも色々と大変なわけで、ただの性欲処理であればオナニーでじゅうぶんだと思ってしまうわけです。
本来であれば、男という生き物に生まれたからには女を抱きたいという最も基本的な生殖本能があるわけですが、その本能よりも面倒臭さのほうが勝ってしまうという、草食男子化です。
これもひとつのセックスレスの原因であるとも言えるでしょう。
包皮やオナホの感触に慣れてしまい、本物の膣内では感じなくなる
オナニーでの気持ちよさと、生身の女性とのセックスでは、ペニスに受ける刺激というのは全く別物ともいえますよね。
結局のところ、オナニーはオナニー、セックスはセックスと、全く別物です。
しかし、オナニーの際に強烈な刺激を与え続けて、ペニスが皮オナニーでの包皮や、TENGAなどの次世代型オナホールの強烈な快感に慣れてしまうと、いざ女性の膣内にペニスを挿れても、思いのほか気持ちいいと感じないという人もまれにはいます。
早漏とは逆に、中折れしてしまう原因にもなってきます。
実際の所、ペニスへの刺激ではなく、生身の女性の肌の感触や熱、そしてセックスをするという男の本能が満たされるわけで、ペニスへの刺激の強さだけでセックスの気持ちよさは決まるわけではないのですが、それでも生身のセックスよりもオナニーのほうが気持ちいいと感じてしまってはマズイですよね。
もちろん、男性側が気持ちいいと思っていないのであれば、女性の方はもっと気持ちいいとは思えないでしょう。
(男がセックスを楽しんでいないのは、すぐに女性に伝わるものです)
オナニーのしすぎは男性ホルモンであるテストステロンを減少させる
あなたはテストステロンという男性ホルモンの存在をご存知でしょうか?
このテストステロンを手っ取り早く言うと、男の精巣で主に作られるホルモンであり、筋肉増量や闘争心の根源など、男性が男性らしく在るために存在するホルモン物質なんですよね。
それで、他にもテストステロン値が高いと、性欲も高く、勃起力もアップし、精液の濃さなどにも影響する、セックスとは切っても切り離せないホルモンなんですよね。
実は、オナニーをするたびにこのテストステロン値が減少することが研究でわかりました。
つまり、オナニーのしすぎで無駄に射精をしていると、慢性的なテストステロン値が減少するわけなので、ペニスの勃起力が衰えたり、精液が薄くなったり、性欲まで低下するという、セックスに非常に大きな悪影響を与えることになります。
セックスどころか、普段から筋肉が衰えていったり、性格が弱々しくなったり、ネガティブになったりするので、セックスに悪影響どころかセックスができるチャンスまで離れてしまうことにもなりかねません。
テストステロンに関しては以下のページに詳しく書いてあります。
セックスでのコミュニケーション方法を忘れる
オナニーは基本的に独りでするもの、セックスはふたりでするものです。(複数も可)
オナニーのやりすぎでひとりで性欲を満たすことに慣れすぎてしまうと、いざ女性とのセックスで、どうやってコミュニケーションをすればいいのかを忘れてしまう。
コミュニケーションとは、言葉だけではなく、身体のコミュニケーションや、言葉にならない気遣いもコミュニケーションである。
もしも女性に対する、言葉や気遣いでのコミュニケーションを忘れてしまっては、ただの女性の身体を使ったオナニーということになる。
セックスの本当の気持ちよさは、オナニーでは味わえない「身体を重ねる相手がいる」という事実です。
それだけは、どんな刺激的なオナニーよりも素敵で気持ちのいいことなのです。
相手がいるからこそ、コミュニケーションを取るということを忘れてはいけませんし、身体での、言葉での、気持ちでのコミュニケーショーン能力を磨いていかなくてはいけないのです。
オナニーをしてはいけないということではありません。
今回は、オナニーのやりすぎによる、実際のセックスへの悪影響を書かせて頂きました。
しかしもちろん、オナニーをしちゃいけないと言っているわけではありませんし、男なんですから溜まったものは排泄しなくてはいけません。
なによりもオナニーはなんだかんだで気持ちいい(笑)
しかし、ただ惰性的に毎日のようにオナニーしていては、男性ホルモンも減少しますし、いざ生身の女性との本番セックスで不手際を起こしてしまうこともあります。
オナニーは2日に1回、3日1回などでオナ禁したりオナニーする日を限定したり、もしくはオナニーでもなるべく射精を我慢して早漏改善トレーニングも兼ねて行うことをオススメします。
それはいつか、あなたに抱かれるであろう女性のためにです。