クリトリスは女性の身体のどの部分についているかということは、ご存知の方も多いでしょう。
今回の記事はクリトリスの探し方ということで、とても初歩的な内容になりますがセックス初心者にはかなり重要ですし、おさらいがてらに読んでいただければと思います。
この記事の見出し
今更クリトリスの探し方?
ある程度セックステクニックなどの勉強をされている方であれば、当然のことながらクリトリスは女性のどの部分にあるかはすでにご存知かと思います。
クリトリスは女性の外性器の、以下のイラスト図解画像のような場所に存在します。
しかし、クリトリスの場所を知っているということと、すぐに見つけられるというのは全く別物です。
女性に脚をガバって開いてもらって、明るいところで女性器をじっくり見ながらクリトリスを探し当てることは誰にでもできます。
部屋を暗くするほうが、女性の羞恥心を消したり、セックスへの集中力がアップするので、そちらのほうが気持ちよくさせることができますしで。
それに仮に明るかったとしても、クリトリスを指で愛撫する際の最初の形は、以下の画像のように、寄り添う形でクリトリスを指マンすることが多いのではないでしょうか。
この体勢の場合は、クリトリスを目視で確認することはできず、指の感触だけでクリトリスを探す必要がありますが、ここではある程度は落ち着いて探すことでクリトリスを探し当てることはそこまで難しいことではありません。
しかし、探し当てたクリトリスをいざ愛撫してみると、女性はビクンと反応して指からクリトリスが離れてしまうことがありますし、クリトリスへの刺激の気持ちよさに身を捩ってクリトリスを見失ってしまうことがあります。
とくにクリトリスのサイズも本当に人それぞれという感じで、クリトリスが小さめの女性の場合は再び探し当てることが難しくなってしまいますし、さらには愛液で女性器周辺がヌルヌルすると余計に狙いが定まらずクリトリスを探し当てる難易度が高くなります。
私自身も、まだまだセックス経験が浅い頃は、そんな感じでクリトリスを見失って再び探し当てたつもりで愛撫を再開すると、「うぅん、そこじゃない」と女性が申し訳無さそうに言われて、ちょっぴり恥ずかしい思いをしたりでとてもヘコんでしまった記憶があります。
最初にクリトリスを見つけること自体はそこまで難しくないが、一度見失ってしまったクリトリスを再びスマートに見つけるのは難しい場合があるということを念頭に、当記事をご覧くださればと思います。
目視無しでクリトリスを簡単に見つける方法
クリトリスの探し方は人それぞれに自分のやり方があると思いますし、もはや意識せずとも自然に探せるという方もいるでしょう。
しかし、今回はおさらいや初心者向けとして改めてクリトリスの確実でスマートな探し方を3つほど紹介したいと思います。
膣口からスライド
膣口を起点にまずは指を割れ目の真ん中の膣口あたりにあてがい、そのまま指を下から上にスーッと数センチほどスライドしてクリトリスを探す方法です。
膣口からクリトリスまでの間には尿道口などありますが、表面は皮膚ではなく粘膜となっていますので、ぬるっとした感触がありそのままスムーズに上にスライドが出来ると思いますし、上にスライドしてボコッとした感触があればそれがクリトリスになります。
ちなみに、この方法でクリトリスを探し当てた場合は下から上方向にクリトリスを触ることになり、いきなりクリトリスの皮が剥けてしまいますので、強めに触ると痛みを感じさせる場合がありますので、なるべく優しい力加減でスライドするようにしてください。
小陰唇をたどる
小陰唇は女性器の周りに存在している柔らかくビラビラとしたあの部分のことを指します。
このビラビラの小陰唇に膣の真ん中あたりの部分から指をあてがい、その小陰唇に沿って指を上の方に動かしていくと、ちょうどその頭頂部であり折返し地点に差し掛かると思いますが、そこでまたボコッとした感触を指に感じる事があると思いますがそれがクリトリスになります。
とはいっても、クリトリス以上に小陰唇の大きさには個人差があって、この小陰唇自体が薄くて小さい女性の場合はその小陰唇の感触を掴むほうが難しいかも知れません。
小陰唇が大きい女性であれば、この方法を行うことでかなり探しやすいです。
恥丘からスライド
膣口や小陰唇といった内側からクリトリスをさがすのではなく、恥丘といった女性器の外側からクリトリスを探す方法もあります。
恥丘は女性器の上側から外れたところにあるボコッとした骨ばった部分であり、そこに陰毛が生え茂っていたり、パイパンにしたり処理をしている女性であれば、多少のチクチクした感触があるかと思います。
そこから指を下にスライドさせていくと、剃り残しや陰毛の感触が一気に無くなるはずです。
さらに下にスライドさせていくと段々と丘を登るように盛り上がってきて、とつぜん指がスッと崖の下に堕ちるような感触を感じるかと思いますが、その崖の部分がクリトリスとなります。
あまりこの方法でクリトリスを探すということは少ないと思いますが、女性器の割れ目の一番上の先端部にクリトリスが付いていると勘違いしている男性も少なくないようなので、上から探す場合は割れ目に突入してからもう少し下にあると覚えてもらうためにこの方法も一応紹介させていただきました。
クリトリスを探して見つけるコツ
先程までは、具体的なクリトリスの探し方を紹介してきましたが、その方法よりも個人的にはクリトリスを見つけるコツのほうが重要かと思います。
というのもクリトリスのサイズというは5mmから7mmといわれてもともと小さいものですし、数値としてはそこまで大差ないように思われますが、実際に触ってみると感触的にはかなり個人差があるようにも思います。
クリトリスが勃起しているかしていないかでもそのサイズは変わりますし、皮の被り方も人によって違ったりもしますし、なにより小さい女性はしっかりと指先を意識しないと、その感触を捉えることも難しくなります。
クリトリスにふれる感触を言葉にすると「ボコッ」や「ムニュ」という表現が多くなりますが、その感じ方は人それぞれですし、サイズもそれぞれなので、できればなるべく多くの女性のクリトリスの感触を比べるようにして自分の指に覚えさせなくてはなりません。
そしてクリトリスにちょうど触れた際には、女性は声を漏らしたり身体をビクンと反応させたりするのでその反応を見逃してはなりません。
- 様々な女性のクリトリスに触れ、その違いなどを指に記憶させる
- 指先に神経を集中させる
- 女性の反応を見逃さない
というわけでクリトリスをより簡単に探す際は上記の3つのコツが大事にあります。
前戯中にクリトリスを見失ってしまった時は?
クリトリスの場所を探し当てて、そこを指マンなどで刺激して前戯をしていると、女性は気持ちよさにビクン身体が反応して指からクリトリスが離れていったり、女性の方が身を捩ったりしてクリトリスを見失うということもあります。
とくに、クリイキする寸前でその快感に耐えれず激しく身を捩られた場合は、すぐにまたクリトリスを素早く探し当てないとその興奮も冷めてしまうことにもなります。
では前戯中にクリトリスを見失わないためにどうすればいいかと言うと、クリトリスの場所を局地的に覚えるだけではなく、女性器全体のどこにクリトリスがあるのかを予め各々の女性に対して覚えておかなくてはなりません。
言葉で説明すると難しかったのですが、たとえばなんとなく女性の下半身に指をやり、一発でクリトリスを発見した場合は再び見つけるのが難しくなります。
しかし、膣口からクリトリスの距離を頭で覚えたり、クリトリス周辺の感触はどんなのだったかを覚えておくことにより、それが道標となってすぐにクリトリスをまた見つけることが出来るようになるでしょう。
クリトリスは小さく見失いやすいものだからこそ、そのクリトリスの感触だけではなく、周辺の感触やそこに至る道程などを自分に刻んでおく必要があります。
実は、わざわざ回りくどいやり方をするクリトリスの見つけ方には、その道程や周りの感触を覚えてもらうために、遠回りをして触れてもらうという意味があるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。クリトリスは女性の体の外にある器官としてはもっとも敏感に性的快感を得やすい器官であり、前戯をするにおいては絶対に外せない器官であります。
それでいて、とても小さく、知識がないと見つけにくいものであり、見失ってしまいやすいものでもあります。
だからこそ、クリトリスを見失ってチャンスを逃してしまったり、もしかしたらセックスが下手なのかも知れないと思われないためにも、しっかりとクリトリスのある場所を把握し、そして簡単にすぐにでも見つけやすいようにしておく必要があります。
クリトリスを見失って快感を逃してしまうということは避けたいですからね。