中出ししたい…。それは男であれば誰もが持つ本能的願望です。
しかし、ただ女性の膣内に精子を出すという行為だけなのだが、これが妊娠という非常に大きなリスクを抱えています。
それは女性の立場に立ってみれば、女性としても大好きな男であれば中出しはされたいけれど妊娠が怖いという女性も少なくは無いでしょう。
また、中に出すつもりはなくても、射精の我慢の限界を超えて中出しをしてしまったというケースもあります。
現実のセックスにおいて「中出し」という行為は、非常に多くのトラブルを招くものではありますが、今回は中出しをしてしまってもなるべく妊娠しないようにする方法、できるだけ妊娠の可能性を下げる方法紹介したいと思います。
*あくまで「なるべく妊娠しないようにする方法」でもありますので、絶対に妊娠はしないというわけではありませんのでご了承のうえ記事をお読みください。
また、当記事は無責任な中出しを推薦するものではありません。
この記事の見出し
そもそも中出しによる妊娠の確率とは?
中出しをしてもなるべく妊娠しなようにする方法、妊娠を防ぐ方法を解説する前に、そもそも中出しをすることでどれくらいの確率で妊娠してしまうのかをざくっと解説しなくてはなりませんね。
ざっくりいうと、世間で言われている妊娠の確率は約20から30%とも言われています。(諸説あり)
あくまで「健康な若い男女が危険日に中出し」ということが前提ではありますが、精子と卵子が受精卵になる確率があり、そしてそれが無事に着床する必要もあります。
とはいえ、正確には中出しでの妊娠の確率は何%というふうに表すことは非常に難しいのが現状です。
それはやはり男性と女性の個体差が大きく、どちらも年齢が上がれば上がるほど妊娠の確率は低くなります。
さらには女性の妊娠しやすいかどうかの体質やホルモンバランスなどにも大きく左右されますし、セックスでオーガズムを迎えたかどうかでも変わってきます。
まとめると「健康な若い男女が危険日に中出しセックスをすることで20から30%の確率で妊娠」という事が前提であれば、最良の条件を満たしていても妊娠の可能性は半分以下とも言えますし、タイミングや健康状態などを考慮すると、本当の妊娠確率はそれよりも更に大幅に下るとも言えます。
ある意味、自然妊娠の確率はとても低く、妊娠とは本当に奇跡の産物なのかもしれません。
しかし、やはり望まぬ妊娠はお互いに避けたいものですし、妊娠の可能性が1%でもあるのであれば、やはり女性としては中出しを怖がり拒む理由にもなります。
たまに無性に中出しされたい時があるけれど、やっぱり妊娠は怖い…。
むかしされたときに次の生理が来るまで本当に落ち着かない時間を過ごしたことを考えるとやっぱり中出しいくない— 彩友@サブ (@sayuuraaka) November 10, 2022
低用量ピルを服用してもらうことで中出しによる妊娠を防ぐ
現実的かつかなり高いレベルで中出ししても望まぬ妊娠を防いでくれるのが、女性に低用量ピルを飲んでいてもらうことです。
低用量ピルとは、それを服用し続けるということで、女性の月経をなくす効果、つまり生理そのものが来ないようにするものです。
これは避妊目的でなくとも、強烈な生理痛に悩む女性や、旅行や仕事などで生理の周期を意図的に変えたい女性も服用することがあります。
生理をこさせないメカニズムとしては、低用量ピルを服用することで、身体が妊娠している状態と似たようなホルモンバランスとなり、身体が妊娠していると錯覚しているから排卵を起こさせる必要がなくなるというわけです。
生理をこさせないことで妊娠を防ぐ以外にも、受精から着床するまでの過程を困難にすることで避妊の効果もあります。
というわけで、女性の方にこの低容量ピルを正しく服用してもらうことで妊娠する確率を天文学レベルまで引き下げることが可能になります。
とはいえ、低用量ピルを服用してすぐに避妊の効果があるわけではなく、最短でも1ヶ月は避妊の効果が出るまでの時間は要しますし、女性がうっかりピルを飲み忘れることで月経は戻ってきてしまいます。
あなた自身が中出しをしたいからという理由で彼女にピルを飲んでもらうというのであれば、その低用量ピル分の費用くらいは他のことで埋め合わせしてあげたいところですし、その女性自身を大事にしてあげたいところです。
アフターピルで受精卵の着床を防いで妊娠させないようにする
中出しによって妊娠しないようにするために女性が服用するピルには、先ほど紹介した低用量ピルの他にアフターピルがあります。
アフターピルとは、セックスのアフターに飲むことで妊娠を防ぐ、緊急避妊薬のことです。
これはセックスでの中出ししてから大体の薬が72時間以内に服用することで妊娠を防ぐ効果があると言われています。
なぜ妊娠を防ぐことができるかというと、中出し後に仮に精子と卵子が受精卵になったとしても、それを着床するのを防ぐ効果があるのです。
早い話が、生理予定日でなくても身体のホルモンバランスを急激に変化させて、無理やり生理現象を起こしてしまうという感じです。
うっかり暴発して意図しない中出しをしてしまったときにはこの方法が最も妊娠を防ぐ効果がありますが、それも本当に緊急的に使用するものであって、普通に中出ししたいからと常用的に使用することは個人的にあまりおすすめしません。
もちろん、男側としても後々「具合悪い…」と明らかにアフターピルでの副作用で苦しんでいる連絡を受けると、かなり心が痛くなってしまいます。
それに、アフターピルというと避妊成功率が90%くらいと、必ずしもアフターピルを服用することで是帯に妊娠しないようになるというわけではありませんからね。
しかし、うっかり中出しをしてしまった後には、最も妊娠の確率を下げるための方法であることに変わりはありません。
安全日に中出しをすることで妊娠の確率を下げる(オギノ式避妊法)
女性が中出しされて最も妊娠しやすい期間が危険日と呼ばれる排卵予定日前後です。
オックスフォード大学の発表では排卵日の2日前の中出しセックスが最も妊娠しやすいと言われておりますが、正確な排卵日は女性自身もわからない場合もありますし、排卵予定日とずれることもしょっちゅうあるので、排卵予定日の前後3日くらいが目安としての危険日と言ってもいいかもしれません。
それならば、中出ししても妊娠する確率を下げる方法として、その排卵日周辺の危険日を避けて、安全尾と呼ばれるタイミングで中出しすることで、妊娠しにくいようにするやり方です。
安全日とは、基本的には排卵期周辺を避けることですが、より妊娠しづらいタイミングとしては、生理前から生理直後が最も安全タイミングとされています。
個人的には、生理直後よりも生理前のタイミングでの中出しするほうが、数日後に生理が来るわけなので女性のメンタル的にも不安な期間が少なくて済みます。
それに生理前のほうが女性自身もそのタイミングを把握しており、なおかつメンタルや気分も生理前のそれに変化していきますので、本当に安全日なのかどうかがわかりやすいというメリットもあります。
とはいえ、排卵のタイミングや生理のタイミングは必ずしもその通りに来るというわけではありませんし、安全日だろうし中出ししても大丈夫ろうと中出ししたにもかからわず妊娠したという報告も少なくはありません。
それでも、ピルも使わず女性の身体への負担の少ない方法ですので、彼女の同意の元、しっかりと相手に生理や排卵日の予定に合わせて中出しするようにしましょう。
ちなみに、生理前が中出ししても妊娠しにくいタイミングではありますが、生理前ならではのメンタルの不安定さもあるので相手の女性に
と言っても
と言われる可能性もありますのでご注意を。
精子が出なくなってから中出しで妊娠しないようにする
妊娠の確率をできるだけ低く抑える中出しのやり方、それは何度も射精を繰り返した後に行う中出しです。
あなた自身も経験はあるかと思いますが、一日に何度も射精をしていると段々と精子が薄くなり、最終的には射精の感覚はあるものの亀頭からは精子が出ないという状態になったことはありますよね。
1回目の射精では濃厚な精子が出ていたのに、2回目には薄くなり量も減り、そして3度め4度目には液体すら出なくなる。
それを利用して1度に何回戦もセックスをする予定で、1回戦目や2回戦目のセックスではコンドームを付けたり膣外射精をしたりして避妊をし、そしてそれ以降は中出しをするという。
精子を出さない中出し。
これを本当に中出しというかどうかは定かではありませんが、それでもゴムなし生挿入で女性の膣内でイクということには変わりありません。
この方法にさらに、女性が生理前などの安全日であればさらに中出しによる妊娠のリスクを下げることができるような気がします。
それ以前に、短時間で新しい補充されないように何度も射精をするだけの精力も必要ですし、実際にセックスをするのであれば何度も何回戦もセックスをするだけの体力も必要になります。
→逆に自分の精子を濃厚かつどっばどばに出したいのであればヴィトックスα
寸止めを繰り返すことで精子が出なくなるのを利用して妊娠確率を下げる?
先程の短時間に何回でも射精をすることで精子が出なくなる頃を見計らって中出しすることで妊娠の確率を下げるのとよく似ている方法になりますが、何度も射精の寸止めを繰り返すというのがあります。
これもご自身で経験されてみたという男性も少なくはないかもしれませんが、オナニーをしているときに「まだ射精するときじゃない!もう少し楽しみたい!」という感じで何度もイキそうになるのをこらえ、何度も射精を我慢していると、いざイッたときに精子がほとんど出なかったという経験はないですか?
その現象を利用して、何度も何度も射精したいのを我慢し、いざ射精をしたときには精子がほとんど出ないのを狙って中出しすることで妊娠させないようにするという方法です。
まあ、我慢汁に混じって精子が混入しているという話もありますが。
それに何度も射精を寸止め我慢したところで本当に精子が出なくなるかは人それぞれですので、あまり確実とは言い切れませんが。
妊娠しにくい体位で中出しすることで妊娠の可能性は減る?
妊活としての方法の一つとして、妊娠しやすい体位で中出しをするというものがあります。
女性が前屈子宮の場合は正常位、後屈子宮の場合はバックで中出しをすると妊娠しやすくなるそうです。
妊娠しやすい中出しの体位があるのであれば、当然妊娠しにくい体位もあるはず。
妊娠しにくい体位というのは以下の3つがそれに当たります。
- 騎乗位(女性と肌を密着させている場合)
- 立位
- 対面座位
なぜこれらの体位での膣内射精が妊娠しんくいと言われているかというと、それは純粋にペニスの侵入深度が浅くなってしまうため、膣の奥深くで射精することができない体位となります。
膣の奥深くで射精をすると当然その精子は子宮に届きやすくというか子宮口が吸い上げやすくなり、より多くの精子たちを子宮に侵入させることができるわけですから妊娠の確率は高まります。
逆に膣内の浅いところで精子を射精することで、子宮に届く精子は少なくなるので妊娠の確率は下がりますし、浅いところで射精した精子なら比較的に手で掻き出しやすいというのもあるかもしれません。
そしてこの理論であれば、正常位やバックであっても、ペニスの亀頭を膣奥に押し当てて思いっきり奥で射精するではなく、膣内に亀頭の先端くらいが入ってる程度の浅いところで射精することで妊娠しにくい中出しが成立するかもしれません。
とはいえもちろん、こんな方法では必ずしも高い確率で望まぬ妊娠を避けることができるかというとそうではなく、妊娠の確率をほんの少しだけ下げることができる程度のものには変わりありません。
女性をイカせずに中出しすることで妊娠を避ける?
女性のオーガズムと妊娠の成功率は大きな関係があり、女性がオーガズムを迎えると妊娠しやすくなります。
というわけで、セックスで女性をイカさないことで中出しによる妊娠の可能性を下げることはできるということにもあるかもしれません。
いえ、イカせないどころか前戯でも女性を気持ちよくさせてはなりません(笑)
女性の愛液には2種類があり、最初の方はとろっとした粘土の高い弱酸性の愛液が出ており、これは精子を抹殺する効果もあり、そして女性がどんどん性的に気持ちよくなると愛液はさらっとしたものへと変化しアルカリ性の状態になり、これは精子を受け入れやすく受精を促すためにそうなると言われています。
さらに女性は気持ちよくなると「子宮が下がる」とも言われ、膣内の奥深くにあった子宮口が、より精子を吸い込みやすくするために膣内の浅いところまで下がってくるという現象が起きます。
つまり、女性を性的に気持ちよくすればするほど妊娠しやすい条件が整ってくるというわけです。
逆に言えば、女性をイカせないどころか気持ちよくさえさせてない状態でペニスを挿入し中出しをすることで、妊娠しにくい中出しのやり方が成立しますよね。
それにしても「女性をセックスで気持ちよくさえさせないで中出しを決行する」と言葉にしてしまえばなんて最悪な行為なんでしょう(汗)
そんなことをしようものなら、中出しどころか2度とその女性とセックスなんてできなくなる可能性のほうが高いでしょうし、かなり女性を傷つけてしまう行為のようでもあります。
もちろん、たしかに妊娠の可能性は下がるとは思いますが、実践は非推薦です。
避妊リングの装着、パイプカット手術での避妊方法
中出ししても絶対に妊娠しない究極の避妊法、それは避妊リングの装着やパイプカットといった「手術」を伴うものです。
女性用の究極避妊具として、子宮に直接装着させる避妊リング。
男性で言えば、精管を縛ることで睾丸から精子を精液の中に送り込ませないようにするパイプカット手術というものがあります。
どちらも、究極の避妊方法ではありますが、手術を伴うものですし、中出ししたいからと軽い気持ちで行えるような現実的な方法ではありませんよね。
中出しした精子を掻き出し、膣内洗浄する
うっかり我慢できずに暴発してしまい中出しをしてしまった。
アフターピルなんて用意していない。
そうなるとできることといえばもう、うっかり出してしまった精子を腟内から指で急いで膣外へと掻き出すしかやれることはありません。
あとはシャワーなどで膣内の洗浄などでしょうか。
昔は都市伝説みたいな感じで「コーラで膣内洗浄すれば妊娠しない」というような話もありました。
先程も言ったように確かに精子は酸性に弱いという性質もありますし、コーラは炭酸なので「酸」が入っているので、理には叶っているようにも感じますが、とある産婦人科のお医者さんいわく「そんなの意味は殆どない」とのこと。
とはいえ故意にではなく耐えきれずに暴発中出ししてしまったのであれば、気休め程度にもやれることといえば急いで精子を掻き出し膣内洗浄することくらいですからね。
中出しによる妊娠確率を0にする方法は…
今回の記事では、中出ししても妊娠しない方法、妊娠の確率を下げる方法として以下のことを紹介させていただきました。
- 低用量ピルを服用
- 中出し後にアフターピルを服用
- 安全日に中出し
- 精子が出なくなってから中出し
- 寸止めを繰り返すことで精子が出なくなる現象を利用?
- 妊娠しにくい体位で中出し
- 女性をイカせずに中出し
- 中出しした精子を掻き出す応急処置
- ペッサリーの装着、パイプカット手術
その中で絶対に妊娠を防ぐという方法が最後の「手術」によるものしかありません。
それはあまりにも現実的な方法ではありませんよね。
それ以外に高い確率で中出しによる妊娠しない方法としては、女性に低用量ピルを飲んでもらうことですが、ちょっと飲み忘れたりするだけで生理は戻ってきます。
アフターピルも危険日中出しでも避妊率9割と高めですが、女性の身体にかなりの負担をかけてしまうことを考えると進んで使いたいものではありません。
他の中出ししても妊娠させない方法は、あくまでしにくくさせる方法ですのでその確実性はピルの服用よりも低くなります。
早い話が、中出ししても100%妊娠させない方法というのは、ほとんど存在しないに等しいという状態です。
それに妊娠するかしないかの結果論ではなく、妊娠する可能性が1%でもあるとなると、女性としては次の生理が来るまでずっと不安な状態にさせてしまいます。
相手の女性が不安な毎日を過ごすことを考えるとこっちとしても不安になり胸も痛みますし、やはり男としても安易に中出しをするのはよろしくはありませんよね。