セックスでは女性をイカせなくてもいいという言葉も聞きますし、女性をセックスで満足さえさせればいいという話も聞きます。
というか「イク=満足」ではないのか?
はたまた、女性の言う満足とはどういうことなのか?
今回はそんなセックスにおける「女性の満足」ということについて、女性の口から聞き出したことや僕自身の経験からなる見解を交えて解説してみようと思います。
女性をイカせてこそ満足?
ずっと僕は10代の童貞の頃から女性がセックスで満足するためには、女性をセックスでイカセなくてはいけないという考えがあり、それは童貞を卒業してからもかなりながい間そう思っていました。
むしろ、今でもまだ心のどこかにその考えはある自覚はあります。
女性の意見みたいなものからも「セックスではイカなくてもいい」という言葉もあれば「そりゃイケたセックスのほうが絶対に気持ちいい」という両方の意見もあります。
前者の意見の意見のほうが雑誌やコラムなどではよく見かけることも多いのですが、世の中にはイッたことがない女性もいれば、中イキなどの頭が真っ白になるようなイキ方をしたことがない女性もいらっしゃいますので必ずしも前者が多数派とは限りません。
実際に、頭が真っ白になるような深く長いイキ方を体験した女性の多くが「せっかくならイキたいよね」というのが僕の周りではほとんどの意見です。
とはいえ、それは必ずしも「イケないと満足したとは言わない」という意味ではなく、あくまで「せっかくなら」という意味でもあったりします。
絶対ではないけれど、イケないよりはイケた方がいいというところでしょう。
また、逆に男性側が頑張ってイカせようとすればすればするほど女性にとっての「満足」から離れていってしまうパターンも少なくはありません。
やはりセックステクニックのレベルが低いのに女性をイカせようとすると、どうしてもハードピストンや激しい手マンなどをしてしまうと、女性の身体に負担をかけることになったり、痛みを感じさせてしまう危険性も高まります。
イカせようイカせようと頑張る姿を見て「私のために頑張ってくれている」と受け止める女性もいれば、「イカせようとばかりして自分のことを見てくれていない」と受け止める女性もいます。
実際、男性が女性をイカせようとするのはやはりその女性に気持ちよくなってもらいたいという気持ちもあれば、自分の自尊心のためにイカせようとする心もどこかあることでしょう。
なんにせよ、セックスで女性が「オーガズムに達すること」と、セックスで「満足すること」はかならず一致するというわけではなく、あくまでトッピングとしてあったほうがいいという感じです。
余談ですが男としての僕も射精せずとも…
女性がセックスで満足するためには決してイクということが必要不可欠というわけではないということをお話しましたが、これは男性にも当てはまることもあるかもしれません。
男性で言う「イク」というのは射精のことですが、経験人数も数百人と増えてきた30代半ばから、必ずしも射精せずともセックスに対する満足感というものを覚えるようになりました。
20代の頃やまだ女性経験も2桁くらいのときは絶対に射精はしたいという考えでしたが、年齢的なことや経験的なことが重なって射精にこだわらなくてもいいかと思うようになってきました。
よくセックスの途中で女性が連続イキをしまくって、僕が射精する前にぐったりすることもあります。
その後のベッドでは、彼女の方から「こんなにイッたの初めて」とお褒めの言葉を頂いたり、楽しくおしゃべりして充実した時間を過ごして、僕も射精するために2回目のセックスと思ったら、トークが盛り上がりすぎてお開きの時間となっており、その日は射精しないまま終了という日もあります。
けれど、それでも妙な満足感に満ちているので、こういう日があってもいいやと思ったりする経験もあります。
まあ相手がそこそこ可愛くて愛嬌もたっぷりというパターンでしたが(笑)
セックスは前にも後にも会話が大事
セックスでどんな瞬間が好きかというと、男性の場合であれば射精の瞬間であったりセックスが最高潮に盛り上がっている瞬間という感じで答える人は多いでしょう。
女性の場合は、ちょっと違って激しいセックスをしたあとに、まったりとベッドの上でいちゃいちゃしている時間が好きという女性は非常に多いものです。
しかし男性の場合は射精していまうと賢者タイムに陥り、その女性と話すの面倒になったりすることもありますし、なんならいきなりその女性のことがどうでもよくなってしまうとさえあるでしょう。
あなたが口下手で相手の女性も人見知りだったり口下手な女性であるなら、無言でなんだか気まずい時間が数十分と流れてしまったという経験はございませんか?
それについては「仕方ないし気にしないよ」と言ってくれる女性もいらっしゃいますが少数派で、なんだかんだで女性の方も気まずさを感じていることが多いようです。
気まずさでなくても無言の時間が長いと、女性は「自分とのエッチは気持ちよくなかったのかな?」と不安になったり、「自分が射精したらそれで終わり?私はオナホかよ」と不満をつのらせたりすることもあります。
つまり、セックス後のアフターケアは必要ですし、セックスで女性をほんとうの意味で満足させるには、その流れでピロートークを楽しませる会話力も必要になります。
ほんと、会話力というのはセックステクニックと同じくらいに大事です。
(会話力に自身がない方は以下をご参考にしてください。)
ピロートークでの会話は、あなた自身が漫談のように喋って女性を楽しませるのは悪くはありませんが、それだけではダメです。
実はセックスをした後というのは女性の方もリラックス状態に近いですし、ラブホテルなどの静かな空間であれば他の誰にも会話を聞かれることはありませんし、なによりもう何も隠すことのない関係のように裸同士です。
うまく誘導すれば、それまで無口だった女性もダムが崩壊したかのように自分のことや性のことなどをべらべらと喋りだします。
それこそ、普段は言いたくても誰にも言えなかったようなことまでです。
男性は精子を出すことでスッキリしますが、女性にも身体の外に出したいものがあるのです。
その出したいものを、このピロートークで女性は身体の外に出してスッキリするのです。
トータルでプラス
女性をセックスで満足させるためには、イカせなくてもいいがイカせたほうがより良い、セックス後のピロートークやアフターケアもセックスの気持ちよさと同じくらいに大事です。
男として、やれることはやりましょうという感じで、セックスの時間も気持ちよくさせて、それ以外のおしゃべりの時間も楽しませたり吐き出させてスッキリさせたりする。
それはもう女性にとっては会っている時間のすべてが楽しいことや気持ちいいことのいい事だらけ。
この2つを良質なものを提供することができれば、相手の女性はほぼセフレにすることができるでしょう。
とはいっても、今回はあくまでセフレの女性やネットで知り合った女性に対しての「セックスで満足させる方法」という感じでした。
女性がセックスで満足するためには、その女性とあなたの関係性によっても異なります。
すでに恋人同士であればより愛情を感じさせてあげられるようなセックスを心がければ、あなたのセックススキルが低くても口下手であってもその女性は満足するかもしれません。
また、その女性がセックスに何を求めているか、あなたに何を求めているかによっても変わります。
やれることをやるというのはもちろん、相手の女性と自分の関係性を考えたり、相手の女性がセックスや自分に何を求めているかを想像したり感じ取ったりしていかなくてはなりません。
セックスで女性を満足させるには、結局それもその女性それぞれによってその解が異なるものなのです。