フェラチオをしてもらいながら同時にクンニをするという、ある意味男女平等、同じ作業をお互いに行うプレイです。
セックスには身体の構造や性としての役割の関係上、男には男の役割、女には女の役割というもがあって、ふたりで同じことをするということは殆どありませんが、シックスナインは二人一緒にオーラルセックスをするというある意味珍しいプレイです。
今回は、そんなシックスナインという前戯のプレイを深堀りしていきましょう。
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シックスナインの種類
シックスナインとは、男女または同性同士が双方の性器や肛門に唇や舌で刺激を与えながら性的興奮や快楽を求め合う、オーラルセックスの一種。
シックスナインの種類ですが、大きく分けて3つの種類があります。
女性上位のシックスナイン(二つ巴)
別名二つ巴(フタツドモエ)とも言われる、女性が男性の上になって行うタイプのシックスナインですね。
これがAVでもよく見られるシックスナインではありますし、一番オーソドックスなものであると思います。
女性が上位になって、身体にはまだ自由が効く部分がありますので、フェラしやすく動きやすいです。
男性上位のシックスナイン(椋鳥)
男が女の上に乗っかって行うタイプのシックスナインで、椋鳥(ムクドリ)とも呼ばれている体位です。
こちらは男のほうが上になるので、ある意味、無理やりペニスを女性の口に突っ込むタイプの支配的な体位でもありますので、M性の強い女性であれば精神的に興奮する体位です。
側位シックスナイン
お互いが横向きになって寝転いりあいながら行うシックスナインです。
男性側は足を閉じていてもペニスは体の前面にありますのでフェラしてもらいやすいですが、女性のクリトリスなどはまたの内側にあるため、女性には片方の足を立ててもらわなければなりませんし、かといって舌先がクリトリスまで届かない場合もあり、一見ラクそうですが、男性側となるとけっこう大変だったりもします。
シックスナインをするメリットとデメリット
男女ともにけっこう好き嫌いの分かれるシックスナインという前戯方法ですが、これをやるメリットとデメリットもあります。
シックスナインのメリット
メリットの一つとして、二人でお互いに愛撫しあい、お互いに気持ちよくなれるのでより一体感が生まれて、絆が強くなります。
とくにご奉仕することそのものが好きな女性にとっては、フェラチオでご奉仕しながら自分も気持ちよされるという肉体的にも精神的にも気持ちいいプレイとなるでしょう。
あとこれは人によりますが、目の前に相手の女性器とアナルがくるので、そんな女性の恥ずかしい部分をダイナミックに眺めることができます。
とくに普通にクンニするときと違って逆さの視点になりますし、お尻の形がいい女性であればそのおしりの湾曲も相まってとてもエロくて、クンニなんてせずにずっと眺めていたい気分になります。
逆に、俗に言う汚マンと呼ばれるものであったなら・・・。
これはデメリットでもあり大きなメリットでもあるのですが、やはり女性は女性器とアナルを男性にまじまじと目の前で見られることになりますので大きな羞恥心となります。
クンニだけであれば女性器だけですが、シックスナインともなるとアナルまで見られるわけですから、普通のクンニ以上に恥ずかしいことでしょう。
しかし、セックスはその恥ずかしさがあり、その恥ずかしさを超えた先に気持ちよさがあるのです。
女でも男でも、お互いの外側も内側も両方の恥ずかしい部分を解放し見せあい、そして受け入れ合うからこそ心のつながりができるというものです。
シックスナインのデメリット
シックスナインには上記のメリットもありますが、デメリットだって当然ありますし、なんならデメリットのほうが数的には多いかもしれません。
まず、お互いが気持ちよくなれる体位とも書きましたが、ぶっちゃけどうでしょうか?
シックスナインの体勢で女性にフェラされてそこまで大きな気持ちよさというのはありますでしょうか。
男性のペニスはどちらかというと、上側よりも裏筋などがある下側を舐められる方がきもちいいので、どうしてもシックスナインでのフェラチオですと、上側のほうに女性の舌がくることになりますし、むしろ時々歯が亀頭などに当たって痛い思いをしたこともある男性も少くはないはずです。
あと、女性の方が純粋にフェラチオしづらくてどう奉仕していいかわからないという意見もあり、男性側としても自由にクンニできるわけじゃないのでどう舐めていいかわからないという意見や、身長差などがネックになって丁度いいところに口が来ないし、しっかり舐めるためには無理した体勢を取ることになるなどあります。、
あと、女性側からは「どちらかに集中したい」という声もあります。
フェラチオするならしっかりとフェラチオに集中して相手の男性を気持ちよくしてあげたいという気持ちと、気持ちよくされるなら何も考えずにその快感に意識を集中したいという声もあって、どちらも中途半端になりやすいというのもあります。
あとは、恥ずかしいからやりたくないという意見もあり、恥ずかしいからこそいいんじゃないかとも内心では思いますが、どうしてもシックスナインを嫌がる女性を無理に誘ってはいけません。
気持ちいいシックスナインのやり方
では次は具体的に気持ちいいシックスナインのテクニックややり方などを紹介していきたいと思います。
シックスナインでイカせようと思ってはダメ
気持ちいいシックスナインの方法と言っているのに、イカせようと思ってはダメという話で矛盾している感じにもなりますが、シックスナインでイカせようと思うと楽しさや気持ちよさが半減してしまいます。
イキやすい女性はシックスナインでもイクときはイキますが、基本的に舌の動きが上から下に動くというのもあり、体勢的にも限られるので顔さえ自由に動かせませんし、女性の集中力もその体勢であれば高くは保てません。
シックスナインの要は、肉体的な気持ちよさではなく、シックスナインをしている状況そのものを楽しみ合うというところだと思います。
それにクリトリスなどは激しく舐めなくても、ゆっくりまったり淡々と舐めているだけでも気持ちいいものです。
基本的には舐めるよりも吸う
先程も言ったように、シックスナインの体勢上、どうしてもクリトリスを舐めるときは上から下という感じになりがちで、舐めるだけではそこまで大きな気持ちよさは感じられないかもしれません。
なので、中途半端に舐めるのはやめていっそクリトリスを「吸う」という感じのクンニにしたほうが女性にとっては気持ちいいかと思います。
クリトリスをチュウっと吸って、舌先でクリトリスを弄るという感じですね。
ちなみに、女性が気持ちよがるとペニスを舐めてみおらっている関係上直ぐに反応がわかるので面白いです。
シックスナインをしながらフェザータッチも同時に行う
シックスナインは基本はクンニとフェラチオの応酬ではありますが、ついつい両手は女性の太ももを掴んでいるか、女性をくぱあっとさせようとしようとしているはずです。
せっかくちょうど、手が女性のふととももに触れやすいところにありますので、触れるか触れないかのフェザータッチなんかも両太ももに同時に行ってみるのもいいのではないでしょうか。
アナルもすぐ目の前にあるので、アナルの方もかるくフェザータッチするとシックスナインでしか味わえない感触を女性に与えることもできます。
言葉責めやスパンキングなども一緒に交えてM性を刺激する
スパンキングの初歩といえばお尻を叩く、なぜ叩くかというと躾のため。
そんなシュチュエーションがシックスナインならすでに整っていますよね。
フェラチオしてもらっているときに、目の前にお尻があってスパンキングをしやすいので、
「ほら、ちゃんとしっかりご奉仕しなよ」
と言って、すぐに目の前のお尻を平手でパシンと叩きやすいですよね。
それに加え、羞恥心を煽ることができるシックスナインですので、言葉責めなども加えてみると良いでしょう。
「あーあ、すんごいアソコが濡れてるのが丸見えだよ」
「ちんぽ咥えながらこんなにビシャビシャになって、本当に変態だね」
とか、たとえアソコがさほど濡れていなくてもそんな言葉責めをすることでさらなる羞恥心を煽り、興奮を高めることができるでしょう。
おもちゃも一緒に使おう
ずっと首を起こしてクンニしつづけるのも疲れると思いますし、シックスナインだからといってずっとくんにし続けなくてはいけないルールはありません。
ローターなどのおもちゃを持っているなら、口をクリトリスから離してローターに切り替えて別の刺激を与えるのもいいですし、指でクリトリスをいじってもいいでしょう。
もちろん、クリトリスだけではなく膣内に指を入れるのもいいですね。
もちろんここでも、おもちゃや指を使ったからといって女性をイカせるということは意識しないようにしましょう。
シックスナインのまとめ
- ダイナミックに女性器を眺めることができる
- 共同作業で心のつながりが強くなる
- 羞恥心を煽って興奮を高めることができる
- お互い体勢がきつい
- 思っているほど肉体的には気持ちよくない
- どちらかに集中したい場合は集中力が散り中途半端になる
- 恥ずかしがる
- イカせようと思わない
- クリトリスを舐めるよりも吸う
- フェザータッチも含める
- クンニだけではなく膣への指入れやローターなどの使用も
- 言葉責めやスパンキングでM性を刺激する
シックスナインは男性女性ともに好き嫌いの分かれるプレイでもありますし、お互いがしたいと思ってもどうしても身長差などで上手くいかない場合もあります。
必ずしもセックスに取り入れたいプレイというわけではありませんが、何度かセックスをした仲でさらにちょっぴり変わったプレイをしたいのであればとてもおすすめです。
身長差もクリアして、お互いがシックスナインをすることに積極的なのであれば、愛を確かめ合うのにも愛を深め合うのにもとっても適したプレイとなります。