セックスにかける時間は、本当にみんなそれぞれで、実際にセックスにどれくらいの時間をかければ女性は満足するのか、何分くらいが理想的なのか。
とくに、挿入してから射精までのいわゆる「本番、結合中」の時間は何分くらいがいいのかということを気にする男性は多いかと思います。
今回は、その理想的な挿入時間の答えを書いていきたいと思います。
この記事の見出し
女性が喜ぶ挿入から射精までの理想的なセックスの時間は?
挿入から射精までの理想的な挿入時間のめやす、それは・・・ぶっちゃけ何分でもいい!
です。
いやほんと、これは女性によってそれぞれ違うといいますか、さらにその女性によっても、あなたとの関係性や愛情の深さ、体調や気分、そして前戯の質や時間によっても、本当にそのときそれぞれです。
ゆっくりまったり、愛されるように時間をかけてつながり合っていたい女性やそういう気分のときもあれば、ガンガン激しくされたいという気分のときだってあります。
(途中で女性がへたばるので、それ以上はマジでやめてほしいというときも)
もちろん、お金を払ってセックスを買った女性であれば、なんの愛情も無いし早く終わらせてお金をもらいたいので、理想的な挿入時間は1秒と答えるでしょう。
とりあえず言えることは、挿入時間がどうのこうのと左脳を使って考えているくらいなら、純粋にそのセックスを楽しむほうが、その楽しい気持ちが女性にも伝染するので、それだけでも二人にとっていいセックスはできるはずです。
…それでも、挿入時間の目安は欲しいとは思いますので、この記事の最後に書いてきますね。
挿入時間が長いほうがいいのはAVの影響
挿入時間は長いほうがいいと言う風潮は、AVの影響と早漏へのコンプレックスにあると思います。
「AVのセックスを参考にするな」ということはセックステクニックを勉強するものであれば共通認識ではあると思いますが、それでもなんだかんだで意識下でAVの影響は受けているもの。
作品にもよりますが、AVを見ると男優さんが10分でも20分でも30分でもしっかりガンガン腰を振ってピストンしていますよね。
実際、常人が間髪入れずあのペースで腰を振るのは相当難しいです(汗)
AVでも昔のVHS(ビデオテープ)時代は、1本で60分という作品が多く、尺の関係でそこまで長時間の本番シーンはなかったそうです。
それが今やDVDや動画配信に変わり、商品としては1本に付き120分は求められるようになり、作品の尺を伸ばすためにはどうしても本番のシーンを長くせざるを得ないという事になったそうです。
(前戯シーンが異常に長かったり、ドラマやドキュメント部分がやたら長いのも男性用のAVでは不評ですからね)
それに、なんだかんだで挿入したら射精まで入れっぱなしのようになっているAVも、途中で中断があったり色々と編集されているわけですので、長時間ずっと挿入しているというわけでもありません。
とにかくAVは男と女が、愛を育むため、快楽を得るため、幸せな時間を過ごすためにセックスをしているわけではなく、スタッフや監督を含め男優と女優が「観ているユーザーに満足してもらうため」にセックスの映像を作り上げているのです。
そういう意味では、挿入時間の概念もAVを参考にしてはいけないし、あれを基準だと思ってはいけないのです。
早漏へのコンプレックス
挿入時間は長いほうがいいというのは、やはり早漏へのコンプレックスや、同性への対抗意識があります。
まず、AVの挿入時間を参考にしていたら「俺、あんな長時間ピストンできないから、早漏なのかもしれない」という考えが湧いてきます。
それに、遅漏はそこまででも無いのですが、どうしても早漏というのは馬鹿にされがちですし、悪口の一つにもなっている風潮があります。
そりゃ誰だって「早漏」とは呼ばれたくはありません。
早漏と呼ばれないためには、1秒でも長くピストンができるようにしないといけません。
なので、長時間ピストンができることこそが強い男であり、セックスでの正解という感じになるわけです。
しかしそれって、自分の自尊心や、他の男性へと意識が向いてしまっていて、肝心の腕の中の女性にはあまり意識が向いていないことになるので、なんだか間違っていますよね。
挿入時間は、長すぎるのも女性に負担をかけたりするし自分が下手でもある
挿入時間が長っければ長いほどいいかといえば、そもそもセックスをするにあたっては男性もそうですが女性だってなんだかんだで身体への負担はかかりますし、愛液だってずっと分泌し続けているというわけではありません。
そうなると、長時間ずっと挿入というのも、女性の身体に大きな負担をかけさせることにも繋がりかねませんし、愛液が乾いてきてしまったら膣内を傷つけたり、女性をしらけさせてしまうこともあります。
また、長時間挿入してピストンしている方が女性を中イキさせやすいというのも間違いではありませんが、逆に考えればどれだけ挿入時間を伸ばしても女性をイカせられないのであり、それはその男性のセックステクニックに問題ありという見方もできます。
そうなると、挿入時間がどうだこうだと考える前に、テクニックの部分を考えなくてはなりません。
でも前戯には時間をかけてあげたいところ
挿入している時間は何分くらいがいいのかが気になってしょうがないと思いますが、それを考えるくらいなら前戯している時間を考えていただければよりよいセックスになります。
少なくとも「前戯にかける時間>挿入している時間」くらいは前戯に時間をさきましょう。
やはり女性の性感や興奮というのは、男性と違って時間をかけて徐々に高まっていくものですし、どんなに凄いテクニックを持っていようが、時間はかかります。
焦らずガッツカず、じっくり時間をかけるというのもある意味テクニックです
そして、前戯でしっかりと興奮と性感を高め、クリトリスイキでもいいからイカせてやることで、その後の挿入での気持ちよさも段違いに変わってくるものです。
なんなら、時間さえ許すのであれば前戯に1時間でも2時間でも時間を使ってあげたいところです。
そういう意味では、前戯の質と時間次第で、女性にとっての理想的な挿入時間というものは全然変わってくるものなのです。
セックスにおける挿入時間の一応の目安
それでもやはり挿入時間の目安が気になるようであれば、あくまで僕の経験上の目安みたいなものは示してみようと思います。
今回は、ゆっくり時間をかけて交わり合うということを目的としたセックスではなくごく一般的なセックスで、前戯に一時間をかけ、クリトリスで一度イカせてあるという前提ですが、最低5分から長くて40分というところでしょうか。
さすがに1分や3分というのは短すぎますし、仮に挿入してすぐに女性が中イキしそうであっても、ある程度「タメ」を作ってやることで、イッたときの快感は増幅しますからね。
最初からゆっくりすることを約束してないなら、40分というところも限界ではないでしょうか。
そのあたりにきますと、女性の愛液の分泌量も減り、腟内が乾いてくることも考えられますし、仮にあなたの体力と精力が保っていたとしても女性のほうの体力はどうでしょうという問題。
それにあなたが無理して40分頑張っているのであれば、無理しているのも女性にはどうしても伝わってしまいます。
なにより、40分も挿れて射精しないのは女性からすれば「私の膣は気持ちよくないのか」という気持ちにもさせてしまいますからね。
そしてやはり理想的なのは女性が中イキするのと同時に射精する「ふたりで一緒にイク」というところじゃないでしょうか。
一緒にイクのは女性にとっても男性にとっても本当に深いつながりを感じるようになります。
もちろん、女性だけが中イキし、その後もピストン運動を続ければ何度も中イキしますし、さらには何もしなくても勝手にイクというマルチーがズム状態にもなりますが、まずは一緒にイクというドラマを体験し、心のつながりを強めるところからです。
そして、女性を中イキさせるにはピストンテクニックや持続時間などではなく、いかに前戯に時間とテクニックを使って、女性の性感と興奮を高められたかが勝負なのです。
しかし僕は挿入時間を気にしているレベルであるなら、まずは目の前の女性とセックスができることを心から喜び、そして時間や女性のイッたイカないかを気にするよりはまず、セックスそのものを楽しんでほしいと思います。
あなたがまず楽しんでいれば、そういう楽しい気持ちは女性に伝染しますし、なによりセックスは二人にとって楽しいものでないとですからね。