
女性の体の外部に付いている器官で最も敏感で繊細な性感帯と言えば、クリトリスです。
そしてこのクリトリスを責めることは前戯では欠かせないことですし、多くの男性がこの部分を責めることかと思います。
では、どうやって責めるのでしょう?
世の中には、クリトリスを責めるには様々な種類や方法があります。
女性が最も刺激を敏感に感じ取り、最も簡単にオーガズムに導くことが出来るクリトリス。
それはあるいみ基本的な部分だからこそ、改めて様々な種類のクリトリスを責める方法をご紹介していこうと思います。
この記事の見出し
指でクリトリスを愛撫(指マン)

クリトリスへの愛撫方法としては最もスタンダードな方法である指マン。
女性自身もオナニーを覚えたての頃は、その多くがクリトリスを指で弄ってみることから始めるという場合が多いですし、クリトリスは体の外にありある意味気軽に手を伸ばすことができる部分でもありますので、男性自身もまずはクリトリスを指で弄ってみることから始めるという場合も少なくはないのではないでしょうか。
そして指マンと一言で言ってもその愛撫方法は多岐にわたります。
- 指をスライド
- 指で押す
- 回す
- 摘む
- タッピング
- 引っ張る
- 皮をつまんでシコシコと上下させる
など、本当に様々で、女性によってどういう愛撫方法が好きなのかも違ってきますし、どんな強さで愛撫するのか、皮を剥いてからか剥かないかなどもも違ってきますので、基本にして非常に奥が深い愛部方法なのです。
指でクリトリスを愛撫する詳しい方法の一覧は以下の記事よりご覧ください。
舌でクリトリスを舐める(クンニ)

クンニもクリトリスを愛撫する代表的な方法の一つです。
ちょうどフェラチオの反対語のようなもので、女性にはフェラチオをして欲しいと思っている男性が多い分だけ、女性の方も男性には前戯でクンニしてほしいと思っている女性が多いのも事実です。
男性であれば自分の汚い部分を女性に舐めさせることで征服感のようなものを感じて肉体以上に精神的に興奮するという傾向があり、女性の方も自身のアソコに対して汚いものという認識があり、女性の場合は男性と違って「そんなところまで舐めてくれるだなんて」という感じの、愛されているという気持ちになります。
それにクンニは女性がされたい前戯の一つでありながら、なかなかしてくれない男性も多いですし、付き合いの長いカップルや夫婦ならなおさらでしょう。
そしてクンニも指マンと同じで様々な種類があり、
- 唇でハムハムする
- 舌でクリトリスを舐める
- 吸う
などのバリエーションもあり、さらには舌のどの部分でクンニするか、どういう方向へ舐めるか、どんな強さや速さで舐めるかも、女性が受ける快感や好みが変わってくるもので、とても奥の深いクリトリスへの愛撫方法となります。
有名所では、とりあえず女性をイカせるだけであれば「しみクンニ」というAV男優のしみけんさんが考案したクンニテクニックが最も成功率高くクンニでイカせてあげることができます。
→【図解あり】さらにクンニで女性を気持ちよくさせる裏技テクニック5選!
亀頭でクリトリスをぐりぐり…
クリトリスを自分の体を使って責める方法は、何も手や舌だけではありません。
そう、ペニスの先端である亀頭をクリトリスにグリグリと当てて刺激を与える方法です。
クリトリスは男性の亀頭に相当する部位になりますので、ある意味これは男女で行う兜合わせというところですね。
亀頭で細かな調整を行っての愛撫は難しいのですが、実は亀頭の場合は指や舌先よりも手触りがソフトであり、なおかつ勃起しているのであれば亀頭にもそれなりに熱を帯びていて非常に温かい部位なのであるいみクリトリスを愛撫するには持って付けの部位なのです。
ただし、あまり長時間行うのは難しいですし、生挿入NGの間柄であると「生で挿れるの!?」と勘違いされたり、愛撫中もいつそのまま生で挿れられるか不安になるので「亀頭でクリトリスを弄るね」と、ひとこと声をかけておくと良いですよ。
挿入中に陰毛でクリトリスをこする
自分のペニスを女性の膣内に挿入中も、自分の陰毛を使ってクリトリスを同時刺激することも可能です。
ちょうど、クリトリスと自分の恥丘がいい具合で重なるはずです。
しっかりとペニスを根本まで挿入したらクリトリスと恥丘を密着させ、そのままクリトリスを意識してグリグリと腰を回すことで、クリトリスを陰毛で刺激することができます。
ただ、男性の方が陰毛をカミソリなどで処理して、ちょうどその部分がクリトリスに当たるようになると、チクチクした感触がクリトリスに当たって、不快な感じや痛い思いをさせるので注意が必要です。
電マやローターなどの大人のおもちゃでクリトリスを刺激する

クリトリスを大人のおもちゃで刺激するのはもはやスタンダードで、人間にできない刺激をクリトリスに与えたり、指オナニーから大人のおもちゃを使ってオナニーをするという女性も少なくはありません。
やはりその代表が、電マやピンクローターと言ったところでしょうか。
むしろ、バイブにしても膣内とクリトリスを刺激するものも多数あり、女性用の大人のおもちゃの半数以上がクリトリスを刺激するように作られていると思います。
それだけクリトリスは女性にとっては当たり前の性感帯であり、男性にとっても刺激しやすい性感帯となります。
クリトリスへのおもちゃと言われればピンクローターや電マなどがこれまでは一般的でしたが、最近ではそういったクリトリスに直接振動を与えるようなオモチャよりも、マイメアリーなどの「クリトリス吸引器」とも呼ばれるクリトリスに空気による微弱な刺激を与えるおもちゃが人気を博しています。
というのは、電マなどの刺激は確かに強烈で気持ちいいのですが、強い刺激はすぐにイクぶんだけいざイッたときの気持ちよさが弱く、逆にクリトリス吸引器などの微弱な刺激で時間をかけてゆっくりとイクほうが深く長い尾-ズムを感じることができて最終的にはもっと気持ちよくなり、かなり好評を経て一大市場を形成しました。
日用品を使ってクリトリスを責める
日用品をつかってクリトリスを責めるという方法も存在します。
たとえば、筆でクリトリスをサワサワとするだけで、おもちゃでも人の手でもない独特の刺激がクリトリスにも伝わります。
他にもストッキングをローションでベチャベチャにして、それでクリトリスをこするように愛撫するとなんとも言えない刺激があったりもします。
日用品を使ってクリトリスを刺激することで思いがけない気持ちよさを生み出すものもあるので、機会があれば別ページにて詳しくまとめさせていただきたいと思います。
クリトリスを刺激する適切な強さは?

これまで、さまざまな種類のクリトリスを刺激する方法をお伝えしてきました。
- 手マン
- クンニ
- 陰毛
- 亀頭で
- 大人のおもちゃで
- ローションを使って
- 空気で
- 日用品で
他にも探せば、また別のクリトリスへの刺激方法があるかも知れません。
クリトリスを刺激するかずかずの方法をお伝えしてきましたが、実際にクリトリスを刺激する強さはどれくらいが良いのでしょうか。
これは大人のおもちゃのところで、微弱な刺激でゆっくりイッたほうが、深く長いオーガズムを味わえるので最終的に気持ちいいと書いたように、微弱な刺激でイカせるほうが気持ちいいのです。

弱い刺激であればどうかというと、たしかに弱い刺激なだけではイクまでに時間はかかりますが、時間がかかるからこそまるでイッたときの爆発のパワーをチャージするように何かを溜め込み、いざ弱い刺激でイッた時はそれまで溜め込んだパワーを爆発させるように大きな快感と、そして弱い刺激による長く深いオーガズムを感じることができるのです。
それに強い刺激を与えることは誰にでもできることでありますし、俗にいうセックスが下手な男たちというのはこの強い刺激を与えることしか考えておりません。
しかし微弱でありながら、しっかりと気持ちいい刺激を与えることができ、女性がイクまでそれを続けるテクニックと忍耐を兼ね備えた男性は少ないですし、それだけで女性からは希少で貴重な男として扱われます。
ぜひともあなたもそういった希少な男となり、女性からすればあなたを離すことが大きな損であると思わせるような存在になれることを願います。
まとめ:クリトリスという“奥深い基本”にこそ、極上の快感が眠っている
クリトリスは、女性の性感帯の中でももっとも繊細で、もっとも多様な快感を秘めた場所です。指でも、舌でも、亀頭でも、大人のおもちゃや日用品でも――その愛撫の方法は本当に奥が深く、だからこそ男性にとっても“探究しがいのある”パートナーとの大切なコミュニケーションのひとつとなるのです。
そして忘れてはならないのが、「どう刺激するか」と同じくらい大切なのが「どのような強さで、どんな気持ちで触れるか」ということ。強い刺激でただ一時的にイカせるだけでなく、微細で丁寧な愛撫によって、心と体をつなぐような深いオーガズムへと導いてこそ、真の“テクニック”といえるのではないでしょうか。
この基本にして究極の性感帯――クリトリス。
それを理解し、慈しみ、そして愛撫することで、きっとあなた自身も、女性から“忘れられない人”として記憶に残る存在になるはずです。