男性の場合は、射精することがオーガズムを迎えます。（前立腺でのオーガズムもありますが）
なぜそれがあるかは、やはり女性を孕ませ妊娠させることで人間という種族を残していくためです。
イクのは最高に気持ちいい、最高に気持ちいいイキ方は女性の膣内で精子を放出することというのは、男性の殆どが生まれつき本能に刻み込まれているものであるともされています。
では女性の方はどうでしょう？
女性の場合はイカなくても妊娠はできますし、種を残すためにはオーガズムを感じてイク必要なんて無い。
それでも女性の体には「イク」という機能が備え付けられているのはなぜなのか。
女性のオーガズムは謎に包まれていた
男性のオーガズムの場合は、ペニスによる単純な刺激で射精をするという即物的なものに対し、女性が迎えるオーガズムというのは男性に比べてとても複雑なものになっています。
女性のオーガズムと言ってもその種類はいろいろとあり、クリトリスでオーガズムを迎えるクリイキは、もともとクリトリスは男性器の亀頭にあたる部分で射精に近いイキかた、Gスポットイキなどは男性が前立腺でイッたときの感覚に近いのかもしれません。
そしてポルチオイキなど子宮でイクというのは、男性の体を持って生まれた人にはどんなにがんばっても体験できないような生まれ変わるくらいの大きな幸福感と快楽があるようです。
ただどのイキ方にするにせよ、必ずしも女性は受精妊娠をするのにオーガズムを迎える必要はありません。
長いこと女性のオーガズムは神秘に満ち溢れており、日本では戦後まで「女性もイク」という事実があることを世の中の殆どが知らなかったとも言われています。
多くの研究者がそのメカニズムの解明に挑んできましたが、女性がイクことに大きな意味はないと切り捨てた研究者も居たそうですが、研究の結果女性がオーガズムを感じることで受精の確率を大きく高めるということがわかりました。
女性はイクと受精妊娠しやすくなる理由
男性もそうですが、女性もオーガズムを感じてイクとしばらく動くことができなくなってしまいますよね。
これは膣内に射精された精子を体内に溜めておくことで、その精子が膣外に出てしまうことを防ぐためだとされています。
それに咥え、オーガズムによって引き起こされる筋肉の痙攣や子宮の伸縮運動は、射精された精子を子宮へと吸い上げる効果があるとされ、女性がイッたときに膣内がヒクヒクと動くのは精子を子宮に起こりこもうとしているということになります。
また、女性がオーガズムを感じるには、男に比べて数倍の時間がかかりますよね。
男であれば適当にAVでも見てシコシコするだけですぐにイッちゃうものですが、女性はそこに至るまで様々なステップを踏まなくてはなりません。
これにも理由があり、男のほうがすぐにイクというのは男性がイッて射精してからイク女性のほうが妊娠しやすいからだそうです。
セックスは男女ともにオキシトシンを放出する最大の行為。特にオーガズムの時点で分泌は最大となる。さらに興味深いのは、オキシトシンレベルが最大のときにこそ、卵子の輸送と受精が起こりやすいのである。つまり、ちゃんと双方がイッたセックスのときほど妊娠する確率が高いということ。
— えみすけ (@shinkyu_emisuke) June 3, 2020
女性がオーガズムを感じるもう一つの生物的理由
男性であれば、嫌いな女性であろうが、見た目的に残念な女性であれば、そこそこ若くさえあればどんな女性にも勃起しますし、中出しだってしちゃいます。
なぜなら、自分の遺伝子をばらまくことこそが本能だからです。
ですが、女性の場合はそうではなく、どんな男性とでも本心からセックスをしたいなんてことはありませんし、女性は「選別」をしなければならない立場です。
それは女性の本能が「産む」というところではなく「育てる」ということになり、育てるためには相手の男性の「力」と「愛情」が必要になるからです。
もしかしたら女性がイクというのは、男性にセックスを許した更にその先のセックスというステージでも男性を選別しているのかもしれません。
女性がオーガズムを感じてイクには、テクニックも必要ですが愛情も必要です。
もっというと、愛情があるからこそテクニックを使えるというものでもあります。
生まれてはじめて男性のペニスで中イキした女性の顔を見ると、まるで生まれたての雛が親鳥の顔を見るように僕の顔を見てきます。
その表情を見ることはとても男として満ちるものがあり、それは処女を貰ったときよりも大きな達成感があります。
そして生まれてはじめて中イキさせた女性の8割は僕に対して、友人以上の恋愛にも近い感情を抱いてくれます。
自分がイクまで愛情を持ってセックスをしてくれること、テクニックという男としての技量などを持っているという証。
女性がオーガズムを感じると妊娠しやすくなるのは、そういう愛情やテクニックを感じたからこそ、本能がその男性を優秀な男として判断し「この男の子供を孕め」と信号を出すからこそイクのかもしれません。
男からすれば女性をイカせるということは、その女性の本能に「この男の子供を孕め」と錯覚させていることになるから、オキシトシンやPEAといった恋愛感情を引き起こすようなホルモンを分泌するのでしょう。
それに、仮にそうでなくても純粋にセックスを覚えた女性は気持ちいいことが大好きになりますし、気持ちいいセックスをしてあげられる男性は貴重で希少な存在になりますので、セフレとして手放したくないということになるわけです。
つまりセックステクニックを磨くこと、女性をイカせるということがどれだけ大切で凄いことなのかを理解していただけたらと思います。
さらに高みを目指したいアナタへ
セックステクニックや女性をイかせる方法は、技術的なテクニックだけでは足りません。
ほんとうの意味で女性を究極の快楽に堕とすには、「脳」への愛撫をし、女性の理性を崩壊させなくてはなりません。
その最も近道であり手っ取り早い方法が「言葉責め」です。
といっても、恥ずかしがり屋さんの多い日本人はあまり言葉責めは苦手という方も多いかもしれない。
しかし、言葉責めは女性がもっとも男性にして欲しいセックステクニックであると同時に、誰もやらないからこそ、女性にとって重宝される存在になれるのです。
石井哲平さんがセックスの帝王として君臨し続けているのは、この言葉責めをマスターしたからとも本人は豪語しています。
言葉で脳を愛撫する・・・これこそ僕としても女性を究極の快楽に導くための手段であると思います。
