電マといえば、アダルトグッズの中では最強の攻撃力を誇るアイテムです。
しかし、そんな高威力な電マだからこその取り扱いが注意が必要であり、ただクリトリスに当てるだけの味気ない使い方ではなく、電マを応用した奥深い快感を与える道具にも変えることが出来ます。
今回は、そんな電マの正しい使い方と、ただクリトリスに当てるだけではなく、もっと効果的かつ女性に深い快感を与える電マテクニックを紹介しようと思います。
電マのやりすぎに注意
電マといえば、クリトリス吸引器やローターに比べて、遥かに強い振動を再現します。
しかし、その振動の強さゆえ、使いすぎに注意は必要です。
というのも、まだクリトリスでクンニや指マンなどの男性自身によってイカされた経験があまり無い女性に対して、電マばかりでイカせていると、その女性のクリトリスは強い刺激じゃないとイケないという状態にさせてしまう危険性があります。
たまに電マを使ってイカせるのは全然ありですが、くれぐれも電マにだけ頼り過ぎはあなた自身の成長にも繋がらないどころか、女性にとってもデメリットしか無いためほどほどにしておきましょう。
電マを当てる「向き」に注意しよう
実は、電マを使うにも向きがあります。
ベッドで一緒に横になって彼女のクリトリスに電マを当てようと思うと、以下の図のように上半身の方向から当ててしまう状態になることが多いのではないでしょうか?
実はこのような向きで電マをクリトリスに当ててしまうと、電マの振動が恥骨など他の部位にまで広がってしまい、女性の神経の集中が分散されて本来の気持ちよさが発揮されません。
そういう意味では、クリトリスだけに振動がピンポイントで集中するように、以下のように下側から当てるようにしたり、女性のクリトリスに対面で向き合う形で当てるようにすると良いでしょう。
クリトリスにすれすれで空気振動で
ここからは電マを何も考えずにクリトリスに当てるではなく、電マを使用する際のちょっとしたテクニックのようなものを解説していきます。
電マといえばクリトリスに当てるのが基本的使用方法ですが、ここはあえて電マの電源を入れたままギリギリクリトリスに当たらないところで停止させるという使い方です。
女性はクリトリスに電マを当てられると予想したならクリトリスに神経を集中させているものですが、その神経だけを尖らせたまま、ひたすら電マのウウィイーンという強烈な音でさらにその強烈な刺激を予測させながらもあえて、クリトリスに当てないというのはかなりの焦らし効果を発揮させます。
もっと上手にやれば、電マの振動と音で空気が揺れ動くわけですが、女性がクリトリスに神経を集中させていると、その僅かな空気振動だけでも感じ取ることができ、その微弱な振動でイッてしまう女性も少なくはありません。
そして女性は、強烈な振動よりも、こうした微弱な振動でイクほうが遥かに深いオーガズムを感じ取ることができるものなのです。
もちろん、そうやって焦らしたまま、クリトリスにちょこんと触れるだけでも、女性にとっては思ってもみないタイミングでの刺激となりますからそれはそれで気持ちいい快感となります。
先端を手で持つ
電マの先端はゴムやシリコンなどの柔らかい素材でできているとはいえ、やはり人間の肌がもつ柔らかさや温もりは再現はできません。
それは女性としても、ただ無機質な心無い科学素材に触れるよりも、人の肌に触れて快感を得たいものです。
そこで、電マの先端を親指、薬指、小指で握るように手のひらに置いて、残った人差し指と薬指を通して振動を伝えるという使い方です。
電マの電源を入れて、そのまま中指と薬指をクリトリスに押し当てるようにしてもいいですし、人差し指と中指でクリトリスをつまむように振動を与えると、ただ電マを押し当てるだけでは再現できない気持ちよさを発生させることも出来ますし、女性としてもやはり生身の人の指で触れられていることもあって心理的にも気持ちがいいのです。
もちろん、そのままその震える2本の指を膣内に入れてGスポットに押し当てたり、ポルチオ付近の奥の性感帯まで届くようなそこも刺激するのも気持ちがいいでしょう。
また、ただ振動する指で性感帯を刺激するだけでなく、背中やスペンス乳腺などをフェザータッチするように触れるか触れないかの力加減でタッチすることで、いつもと違ったフェザータッチを実現することも出来ます。
会陰もいいよ
せっかくなら、人の手では刺激することはなかなか難しいですが、電マであるからこそ刺激ができるスポットも責めてみたいところです。
それが、膣口とアナルの間にある会陰と言われる部分です。
ここにもクリトリスのように性的快感を得られることができる神経が密集しているのですが、そこは皮膚の下に神経があるのではなく、もっと身体の奥深くに隠されており、指で刺激するだけではなかなかその神経に刺激を与えることが出来ず、根気のいる性感帯となります。
しかし、電マの強い振動を利用することで、その神経まで届くように刺激することが出来ます。
セックスの最中に電マを使っているのであれば、ぜひ一度は会陰への電マ責めを思い出してみてください。
寸止め
電マをクリトリスに当てさえすれば、どんな人だって女性をクリイキさせることができます。
しかしそのクリイキしたときの快感指数を上げるような電マ責めをしてみてはいかがでしょうか。
それは簡単で、イキそうになったら電マを離して間をおいて当て、再びイキそうになったらまた離すの繰り返しです。
イキたくてもイカせてもらえない地獄・・・。
しかし、そういった「おあずけ」を何度も繰り返すうちに、イクことへの願望が蓄積されていき、いざイッたときの快感はそれとなくイッたときの快感に比べて遥かに大きなものとなります。
簡単にクリイキさせることができる電マだからこそ、簡単にクリイキさせないようにするということです。
相手の女性のイキそうなときのリアクションが分かりづらかったり、人知れずいきなりイク女性には、「イキそうなときはイキそうと言うんだよ」ということを言っておけば、よりやりやすいでしょう。
まとめ
今回は電マを使う上での注意点と、電マの効果的な使い方を解説させていただきました。
ほかにも電マの変わった使い方はありますが、今回はこれくらいにしておきます。
まとめますと、
- 電マでしかイケない体質にさせないために乱用しない
- 電マを当てる向きは、下か正面から
- 陰核に当たるか当たらないかのギリギリのところで振動させる
- 会陰も責めてみよう
- 先端を手で持って温もりある振動を活用する
- 寸止め地獄を与える
電マの刺激は強力だからこそ、注意が必要であり、それに頼り過ぎというのも厳禁です。
しかし、強力な振動があるからこそ、それでしか生み出せない気持ちよさも同時にあります。
節度を守って、効果的に電マというスパイスを活用してくださればと思います。