今回は、読者様から有意義な質問をいただき、きっと同じ状況で役に立つであろう人もいるような内容であったため、シェアする形で記事にさせていただきます。
この記事の見出し
読者様からの質問
たろすけさんはじめまして。
KGと申します、30歳既婚です。
3ヶ月ほど前にたろすけさんのセックステクニックの記事を見つけてから、目から鱗の内容に感激して、読み漁るように勉強させてもらってました。
今日はセックスの経験豊富で、いつも女性側の目線を重視して記事を書いてらっしゃるたろすけさんに、僕のセックスの悩みを聞いてほしくてメールしました。
妻とは結婚5年目で、高校時代から付き合って結婚しましたが、お互いに初めてのセックスの相手でした。
1年程前からセックスレス に悩んでおり、打開策を探していたそんな時にたろすけさんのサイトを発見した次第です。
僕はこの歳まで女性経験が1人しかなかったこともあるかもしれませんが、セックス について、女性側の目線に立って考えるということをしてきませんでした。
ましてや、自分のテクニック磨きなど棚の上で、完全に独り善がりのセックスになっていたことに、たろすけさんの記事を読んで気づかされました。
セックスレスも責任は自分にあったのだと。
それから、たろすけさんの記事を読んで前戯や愛撫の勉強からやり直し、少しずつ妻にも実践していきました。
すると妻も、僕のセックス に臨む姿勢が変わってきたのを感じてくれたのか、前は2ヶ月空いてしまう時すらあったのに、今は1~2週間に1回ほどのペースでできるようになり、妻の方から求めてくれることも増えました。
今までしてこなかった分、全身を丁寧に愛撫して、妻の性感帯を探りつつ、妻の気持ちを高めていくようにしていきました。
その結果妻は、クリトリス以外にも、うつ伏せになった状態でお尻、脇腹、肩甲骨周辺、うなじ辺り、胸のわき近くも敏感なことが分かりました。
優しくフェザータッチを心がけたり、その後ねっとり舌を這わせたりすると、その後そうした部分に息を吹きかけるだけで身をよじって気持ち良くなってくれました。
散々そうした後でまんこに触れると、前とは全く違う濡れ方をしていて驚いたほどです。
これが1ヶ月ほど前までの話になります。
しかし最近はと言うと、開発し始めていたはずの脇腹、肩甲骨周辺、うなじ辺り、胸のわき近くをいつものように愛撫したり舌でなぞったりすると、非常にくすぐったくて感じるどころではないらしく、しまいには笑い出してしまったり、「今日はもうそこはやめてほしい」と拒否をされるようにもなってしまいました。(お尻の感度は健在です)
僕のテクニックが未熟すぎるのか、妻の感度に変化が生じたのか、一度は感じてくれた部位で感じてくれなくなってしまったことがとてもショックです。
妻も申し訳なさそうな表情だっただけに…。
また、首や耳も開発したくて優しく愛撫をするのですが、ここについてははじめからくすぐったいモード全開で全然開発が進みません。
わりと妻は反応が正直で、くすぐったい時はすぐにそう言いますし、そんなに気持ちよくない時はそうも言われます。
それもあってか最近は妻とセックスはしたいのに、愛撫を拒否されたり、笑い出してムードが崩れてしまったり、その正直すぎる反応を想像すると、妻に触れることが怖くなってしまっている自分がいます…。
一度は性感帯として機能した部位がくすぐったくなってしまったり、またくすぐったい部位を性感帯として開花させるにはどうしたらいいでしょうか…?
本当に悩んでいます、やっと妻とのセックスについて真剣に向き合い出した自分がいるので、このつまずきを克服して、妻と新しい境地を開拓していきたいです。
たろすけさん、こんな僕ですが、テクニックや女性の体、感度の事など、アドバイス頂けないでしょうか。よろしくお願いします。
私からの回答
はじめまして、たろすけです!
こんにも丁寧で嬉しいメールありがとうございます。
そこまで言っていただけると、本当にセックステクニックのブログをやっていてよかったと思い、とても励みになります。
そして、僕のブログがきっかけでセックスレスから脱却してれたこともとてもうれしく思います。
高校時代から付き合って結婚5年目ということで、10年以上パートナーとしてやっていることになると思いますが、それくらいの付き合いになればマンネリ化したり、パートナーとのセックスに対して興味を失いがちになるところなのですが、それでもなお奥さんを愛し、さらに探求しようとするのはKGさんは相当な男前な男性でありますし、奥さんもさぞ幸せなことかと(*^^*)
>一度は性感帯として機能した部位がくすぐったくなってしまったり、またくすぐったい部位を性感帯として開花させるにはどうしたらいいでしょうか…?
「くすぐったいところ」と「性感帯」は、基本的には皮膚の薄いところや神経が密集しているところとなっていて、表裏一体です。
で、女性の体は興奮状態とそうでない状態では全く別物でもあります。
(生理前やそうでない日などの”日”によっても違いますし)
なので、最初のほうはKGさんがセックスに対して積極的になってきた頃で興奮していたりしていてそこがしっかり性感帯として働いていたのが、最近はちょっと慣れてきたというか、興奮がすぐには高まらず、まだ「くすぐったい所」のまま愛撫をしているという可能性もあります。
なので、無理して最初から特にデリケートな部分を愛撫せず、乳首やクリトリスなどストレートな性感帯を刺激して興奮度を高めてから、よりデリケートな部分を愛撫していくというのもありです。
本来であれば流れは逆なのですが、それを繰り返してしっかりと「そこは性感帯だ」ということを奥様の脳に刷り込ませることにより、くすぐったいところが性感帯として復活してくるはずです。
ほかにも、くすぐったがる状態で一点を集中的に愛撫すると、より神経が集中してくすぐったがられるというのもありますので、舌と指(もしくは両手)で別々の部分を愛撫し、神経を分散させながら慣らしてというのもいいですね。
あとは、指先、舌先は先端が鋭くより神経を敏感にさせるので、「指の腹」「下の面」という面積の広いところも使い分けて、ソフトな感触から入ったりもしてみてはいかがでしょうか。
また、脇腹やうなじ辺りは純粋にくすぐったいところですので、こういったところこそはまず「面」から入ると良いですし、他の部分を開発してから改めて挑戦するという方向でも良いでしょう。
また、ご夫婦なので、いつも一緒にいる関係上、非日常感を掻き立てることも少しだけハードルが高いので、大人のおもちゃなどを使ってみたりしてもいい関係だと思いますし、環境を変えるという意味でも時々にはラブホテルを使うのもいいですよ。(家と違い、思いっきり大声を出せて発散できるというのもありますからね)
あとは、セックスの後にゆるく反省会などみたいなことをしたり、良かったところや悪かったところを聞いてみたり、はたまた他にもどんなことをしてみたいかなど話し合うというのもいいですね。
>それもあってか最近は妻とセックスはしたいのに、愛撫を拒否されたり、笑い出してムードが崩れてしまったり、その正直すぎる反応を想像すると、妻に触れることが怖くなってしまっている自分がいます…。
恐れることは有りません。
旦那様が怖がってしまってはこの先どこにも進めなくなります。
3ヶ月前に私のブログを見つけ、そこから奥様とセックスに対して真剣に向き合い始めるようになったわけですから、まだまだ始まったばかりです!
(3ヶ月前まで童貞だったと思うくらいが丁度いいかもです☆)
それに一人の女性のことを知るには何年あっても知り尽くせるところには至りません。
(私とても数年付き合いのある女性にも”え!そうだったの!?”ということはよくあります・笑)
なので、ご夫婦なので時間もたっぷりありますから、あせらずゆっくりと本当に気持ちいいことを協力し合って見つけていければいいと思いますよ。
(それも一つの楽しみであり、夫婦間コミュニケーションの1つにもなるかと)
それでは、少しとりとめのない文章になってしましましたが、なにかKGさんの参考になれば幸いです。
これからも、お互いに楽しみながら探求していってくれればと願います。
たろすけ