セックスには激しく腰を振ってお互いの性欲と生殖器を交わり合わせるようなハードなセックスもあれば、ゆっくりねっとり優しいスローセックスだってあります。
今回は、そんなスローセックスについて解説をさせていただきたいと思います。
ぶっちゃけ、スローセックスを極めることで、激しく腰を振るようなハードセックス以上の快感と幸福感を女性に与えることができ、精神面でも肉体面でも極上の満足感をもたらすことが可能です。
この記事の見出し
スローセックスとは?
スローセックスとはアダム徳永氏が提唱したセックスの作法で、生殖器同士が擦れ合う刺激よりも、ゆっくりと時間をかけ肌と肌を重ね合わせることに重点をおいたものです。
僕が思うにスローセックスとは、肌と肌を通して行われる、心のセックスです。
もちろん、ただたに時間をかければいいとか、ゆっくりヤればいいとかいうわけではなく、スローセックスならではのテクニックや方法がありますので、これは後ほど説明させていただきたいと思います。
スローセックスは女性のあこがれ
実は、スローセックスをしてほしい、してみたいという女性は非常に多いのです。
僕の経験則ですが、女性がセックスに対する願望は、調教プレイなどのSM要素を含み、女性が本来持っているM性を刺激するようなプレイか、スローセックスのような優しく長時間ゆっくり愛されるセックスに憧れを抱くという2極化があります。
その両方が、男性がAVを真似して、とりあえず前戯してとりあえず挿入してとりあえず射精するという「普通のセックス」ではつまらないというところもあるでしょう。
レディコミなどを読めば、調教プレイやSMプレイといった非日常なプレイが描写され、女性のM性を掻き立てるものが多く、女性向けのアダルトビデオのセックスシーンを観れば優しくゆっくり愛を確かめ合うようなスローセックスを中心に構成されているということにも気が付くとおもいます。
SMプレイにしてもスローセックスにしても、男性が手間ひまかけて思いやりを込めて行わなくてはいけないものですね。
なぜスローセックスが強力なのか?その理由とは?
スローセックスを上手にこなせば、とにかくイカせることを目的としたハードなセックスよりも強力な効果を発揮します。
スローセックスは、オーガズムに達することを目的としたセックスではないと言われていますが、スローセックスにおいてもちゃんとイクこと、イカせることは出来ます。
女性がただオーガズムを感じたときのような快感だけではなく、精神的な幸福感が全身を駆け巡り、深くて長い絶頂を感じ取ることが出来るのです。
これは、激しく何度も連続オーガズムを与えられたときとは、まるっきり違う種類の幸せと快感であるという女性もいましたし、そのまま涙を流す女性もいました。
そしてなぜスローセックスがハードなセックスよりも時として強力なのかというと、まず女性がセックスで感じる快感というのはただ上手に性感帯を刺激すればいいというわけではなく、精神的なところからエロくなるか、情欲が湧き上がらなくてはいけません。
そして女性は不思議なもので、肌と肌を重ね合わせる時間がながければ長いほど、重なる肌の面積が広ければ広いほど情欲が湧き上がるものなのです。
また、ゆっくりやさしく丁寧にセックスをすることで「大事にされている」「愛されている」という喜びも湧き上がる。
それはすなわち、幸福感を司るセロトニンやエストロゲンと言ったホルモン物質を女性が大量に分泌することになります。
つまり、スローセックスは女性のそういったホルモン物質の効果を活用したセックスではないのかと僕は考えています。
それでもってセックスにおける女性の興奮が高まる速度は、男性が一気にググっと急上昇するのに対し、女性はゆっくりゆっくり興奮が上昇していくものですから、スローセックスはそういったメカニズムのところでも的を射ているのです。
具体的なスローセックスのやり方
スローセックスのやり方は諸説ありますが、僕が思うにとにかくやさしく、丁寧に、ゆっくりと、そして全身で愛情を込めて行うことが大前提だと思います。
生殖器同士が擦れ合う快感や、性感帯を刺激する快感以上に、肌と肌を重ね合うことで生まれる精神的な部分を重要視することが大切です。
挿入中であっても前戯でも、基本的にはなるべく肌を密着させるような体勢を心がけておきたいところですね。
先程も書きましたが、スローセックスにおける究極の快感は、スローセックスがもたらすオキシトシン分泌などの幸福感の先にあるものですので、性急に快楽だけを求めないようにしてください。
具体的なやり方としては詳しく書くと非常に長くなりますのでポイントだけを書かせてもらうことにしますが、まずキスや愛撫などは、いつも以上に丁寧にゆっくり行いましょう。
前戯の種類としては、フェザータッチからはじまる全身愛撫を中心に「焦らし」なども積極的に使っていきましょう。
また、手マンなどは膣内を愛撫する際はガシャガシャかき回すことは厳禁で、基本はクリトリス愛撫です。
膣内を愛撫する際は、ゆっくりと指1本でGスポットを中心に刺激をするようにしてください。
前戯時間の目安意図しては最低でも1時間は丁寧に施したいところです。
挿入をする際も、一気に挿入するではなく、ゆっくりじわじわと挿入するようにしましょう。
挿入だけでも、1分間くらいかけて挿入するようにしたいところです。
スローセックスに向いている体位
スローセックスにおけるおすすめの体位としては、
- 寝バック
- 背面側位
- 対面座位
などがおすすめです。
どれも、肌と肌を密着させる面積が広い体位であり、基本はゆっくりと行う体位だからです。
とくに背面側位は、背中の皮膚の暑さは非常に薄くて体温が伝わりやすいですし、人は背後から優しく包まれることによって大きな安心感を与えることができますからね。
また、寝バックもゆっくりと身体を動かしていい体位でありますし、女性の方もうつ伏せになっているだけなので体勢的にも非常にラクですし、何よりもペニスの先端がちょうどGスポットに当たるように調整すれば、高い性的快感を与えることも出来るおすすめの体位です。
寝バック中に同時に指でクリトリスも愛撫することが出来ますので、余裕があればやってみてください。
セックスにおける女性側の挿入時の気持ちよさは、ペニスを挿れるときよりも抜くときが気持ちいいものなので、スローセックスにおける挿入ではペニスを膣内に押し込むときよりときよりも、抜くときの方をゆっくりやるということを心がけましょう。
精神面でも感じさせてあげるべし
また、女性は脳で感じる生き物であるとも言われていますので、身体のテクニックだけではなく言葉の方でも「好きだよ」「綺麗だよ」「可愛いよ」なんて、たくさん褒めてあげてください。
そしてスローセックスでもそうでないセックスでも重要なのが、「好きだよ」「愛しているよ」という感情をしっかり持つことです。
たとえそれが、一夜の相手であったとしても、彼女ではなくセフレにしたいと思っている女性に出会っても、無理矢理にでも自分の中でそんな感情を沸かせるように努めてください。
不思議なことに、肌と肌を重ね合って、生殖器同士を交わりあわせているとそういう感情は伝染しますし、自分の心の中にも相手に対してもっと愛情を込めて抱きたいという気持ちが芽生えてくるのです。
それが結果としてスローセックスの快感を最大限まで高めてくれるのです。
スローセックスとは、肌と肌を通して行われる、心のセックスです。
ただゆっくりやさしくすればいいってもんでもない
スローセックスは基本的に、丁寧にゆっくりと時間をかけて行うものですが、ただゆっくり丁寧に時間をかければいいというものではありません。
基本的な部分がなっていないと、女性の方から「まどろっこしい!」「早くして!」と思わせてしまう可能性もあります。
スローセックスのやり方をしっかりと学びたい方は、以下の動画教材を参考にしてください。
動画でスローセックスを学べる教材としては、初心者にもわかりやす行く随一のものだと思います。
他に感動セックスというもっと上級者向けのものがありますが、こちらは内容が難しすぎますので初心者の方にはあまりオススメできません。
スローセックスをマスターすることで、ハードピストンを行うような激しいセックス以上の快感と幸福感を女性に与えることが出来ますので、女性の趣味や気分に合わせて使い分けることが出来るように是非マスターしてください。